福岡で、娘の人工呼吸器を外して、死なせ、母親、逮捕か。
こういう記事を目にすると、脳梗塞で死んだじいさんの事が思い出される。
2回目の脳梗塞を起こした、じいさんは、鼻からの経管栄養(経鼻)を余儀なくされた。
それは救急で処置されたものだが、家に帰ってきて、あるとき訪問医に家族の意向でチューブをはずす選択もりますよ、と言われた。
こういう記事を目にすると、脳梗塞で死んだじいさんの事が思い出される。
2回目の脳梗塞を起こした、じいさんは、鼻からの経管栄養(経鼻)を余儀なくされた。
それは救急で処置されたものだが、家に帰ってきて、あるとき訪問医に家族の意向でチューブをはずす選択もりますよ、と言われた。
それは、じいさんの死を意味する。
その時の私には、ええ!? という驚きと、素人にそれを言われても、と判断できなかった。自分の選択でじいさんを死なせることは重すぎる。家で看取るつもりで連れて帰り、人は自然に死んでいくものと思っていた。
後で、訪看さんに、これって、安楽死(この場合、本当は尊厳死か?)じゃないのかと、それとなく聞いてみたが、それには当たらないと。
もし、医師の行為と関係なく、じいさんが可哀想だからと、私が勝手外してして死なせていたら、上の事件と同じように犯罪になったのだろうか?
高齢者の場合、子供とは違い、どうせ遅かれ早かれ死ぬんだ、ということで黙認されたのだろうか?
自宅で、介護をするということは、被介護者の年齢に関係なくある意味、命を預かるということなので、常にこういう重い問題がつきまとう。
写真は、2回目の発作を起こす少し前、タブレットでビデオを見ている。このころ手足が浮腫んで、ほとんど寝たきりだった。
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