銘酒 久保田は今年で30周年となる。
◆久保田開発の意図は、久保田を「日本酒の失地回復を図り、日本酒を真に文化の香り高い国酒に育て上げる為の一つの戦略商品」として位置付け、その理想実現を目指して育成してゆこう、という壮大なものでございました。
★商品の顔であるラベル作りも一貫して手作りにこだわる。
真の文化の香り高い国酒を目指して。
◆美しきこと強きこと
「美しきこと強きこと」といつかの芳名録の中に書いてくださった人がいた。
和紙のやわらかな紙膚の中には凄みのない強さがある。
昔、商人は火事の際、先ず大福帳を井戸の中に投げ入れたそうだ。
紙も書かれた墨も水に溶けない。
しかし溶かせたくて溶かせば溶けるところが実に和紙らしいところだ。
和紙は年月を経るごとにその強さを増してゆく。
正倉院に残る紙は昨日のように新鮮だ。
しかし、いつの日か土くれと化してしまうことだろう。それでも、いつの時代の職人もとこしえの紙を求めて漉き上げる。
今やナイロン紙、レーヨン紙等の出現の中にあって和紙がより美しいのは、一枚の紙の中に人の一生を見ているからかもしれない。
越後門出和紙 小林康生
朝日酒造株式会社製品「久保田、洗心、越州」のラベルは全て手漉き和紙を使っています。
原料の「楮」コウゾの栽培から始まり、手間を惜しまずラベル作りを行います。
原料作りから始まる。
原料は楮(コウゾ)と言う植物。
ご覧のように人間の背丈より随分高く育ちます。
成長が早い植物です。
刈り取った楮は火を入れ蒸します。
ラベルも全て自前、オンリーワン!
皮を剥ぎ、丁寧な処理が欠かせません。
原料処理。
手作業。
釜で楮(コウゾ)を煮る。
こうして出来上がった和紙を瓶に張り商品として世に出ます。
禄乃越州(純米大吟醸)
洗心(純米大吟醸)
日本の伝統文化「和紙作り」。
日本料理にとても似合う日本酒です。
久保田ブランドは(百寿・千寿・紅寿・翠寿・碧寿、萬壽・生原酒)の7種
地域の発展と文化継承、人づくり、農業、環境作りすべてを絡めた取り組みの中にしっかりと高品質な日本酒を醸し続ける。
久保田は「他の銘柄」と競い争う為に発売したのではない。
業界のため、日本酒のための正義の戦い。戦う敵は「旧態依然の酒造業界」
「真の文化の香り高い国酒」を目指して
今年、久保田は30周年を迎えます。
酒乃宮崎
日向市原町1丁目11番
電話(0982)57-3512
fax(0982)57-3513
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