上の子の話
●中1 9月~11月
さて、夏休みにOxford reading treeを読み込んで洋書への足がかりを築いた子供たち(+母)。
ここからは実際に絵本レベルからの洋書を読んでいきます。
ここからはSSSさんの推薦洋書集をかなり活用しました。
今まで洋書を読んできていないのでどの本なら読めそうかさっぱりわかりません。
こういう場合、よくレベル別になってる本を勧められると思うのですが、レベル別の本って「そのレベルに合わせた語彙に書き直した本」なので、正直深さがないというかもったいないというか・・・
やっぱり作家さんが「どういう単語をどう使って伝えるか」と推敲してきた文章を、勝手に同じ意味だったらいいだろうと書き直したものを読んで読んだ気になってたら違う気がするんです。
もしこれが気にならなかったらレベル別のOxford dominos,Oxford bookworms,Penguin readers,Macmillan,Cambridgeなど大きめの本屋に行けば選び放題で楽しく教養もつけれると思います。
なので、せっかく本を揃えるなら「原書」を買おうと思いました。
ここからYL(日本人にとっての読みやすさレベル)基準で本を揃えました。
Oxford reading treeがYL0.1-1.0だったのでYL1以上で始めました。
読んだ本を紹介していきます。
タイトル部分はSSSさんの洋書紹介ページを参照させていただきました。
①YL1-1.9
ICR2: I Can Read Books Level 2 (YL 1.2-1-6) 総語数 1500-2000語
Days with Frog and Toad, Frog and Toad All Year, Frog and Toad are Friends
Days with Frog and Toad, Frog and Toad All Year, Frog and Toad are Friends
レベル別の図書ですが、原書と一緒でした。
1冊に500語程度のお話が4話ぐらい入っていて、小学2年のときに国語で音読した「手紙」もありました。
作家さんが音読してるCDも買って、聞きながら読んだり音読したりしました。
非常におすすめです。
ただし語彙は普通に英検3級超もちらほら。イラストと音声があるので多分意味はわかります。
NATE Nate the Great Mystery Series (YL 1.4-1.8) 総語数 1200-2000語
小学生低学年のNate君の探偵ものです。
登場人物が個性的で読めば読むほどくせになるというかオチが読めるというか。
意外と伏線ばっちりで推理も面白いです。
30冊近くあるのですが、意外と1冊が高くて語数が少なく割高感があるので、10冊揃えて終わりにしました。
音声CDも結構高かったので、2冊ぐらいをYoutubeの音読探して聞かせたあとは自力で音読してもらいました。
まあ、何度も楽しんで読めるほど内容が濃くないので数回で終わりました。
NHK:Enjoy Simple English (多分YL1.5-2.5)
原書にこだわると言いながらNHKかーい!と思いましたが、笑いあり涙ありオチありですごく面白いです。何度も読みこむのに耐えうる内容の良さが素晴らしい。
こどもたちお気に入りはShort stories とRAKUGOです。
私はRampoやHerosを勧めてるんだけど読んでくれません。ま、そのうちおいおいで・・・
1話500語程度、1冊につき20話程度入っています。すごくコスパいいです!
amazonの電子書籍で購入して音声をNHK書籍から購入した方が安い本はそうやって揃えました。
日本の本ですが、和訳はありません。最初に英単語のイラストがあり、本文(英文)があって、巻末に英単語の和訳がちょこっと載ってます。ほぼ英語なので多読本に入れてやってください。
平日は30分多読に割いていました。
英検2級を見越して、10月からは土曜日にリスニング過去問を始めました。
大体7割取れていました。まあまあいいんじゃない?と自信をもったところで、11月から平日に10分2級の英単語対策、多読を20分の平日英語合計30分に組み直しました。
準2級と2級の英単語、結構難易度違うのでまずはとっつきやすい英単語本を導入しました。
WIZ1900です。
英検の本でいうと、パス単2級と文で覚える単熟語2級をうまくミックスしたような本です。
長文というほど長くない文章に(4文程度)バランスよく2級レベルの英単語を配置しています。
なにより秀逸なのがイラストです。キャッチーなイラストと文章で、英単語が覚えやすい!
文単だと文が長すぎて単語がボケる、パス単だと単語がバラバラすぎて思い出す取っ掛りがない、そういう悩みを解決できます。
CDも買って進めますが、正直CDの出来はイマイチです。やたらポーズ(空白)が多くてテンポが悪い。ポーズなしで短時間で1周できるようになっていたら文句なしにパーフェクトでした。
それでも文章が結構面白くて場面を想像しやすいのでこどもにも好評でした。
で、11月末にWIZ1900が1周ちょっと行ったので2級の過去問やってみました。
結果、得点率筆記が30%、リスニングが70%、ライティングなしで45%という結果でした。
正直、2級は大体6割取れたらギリギリ合格すると思うので、単語をゴリゴリ覚えたら1月の試験に間に合うけどどうする?と上の子に聞きました。
でも、母としては準2級のようにゴリゴリ押して合格するより、多読を進めてその先に英語力があがったから英検2級合格しちゃった、がいいと思っていることも伝えて。
そしたら上の子も今回は見送って英語力伸ばすと決めたので、12月からはまた英語多読30分に戻しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます