久々の食事会で集って

半分眠っていたような精神状態から目覚めて、あわてて支度をする

待ち合わせ時間は１１時３０分、眠い眠いの連呼をしながら、着替えをする１０時３０分
婆様の雰囲気を感じて、ポン吉はうろうろとしている。
野良夫は自転車で猫の額の借り畑に出向いている。

婆様からすると、ポン吉と一緒にいてあげてほしいと思うが、
そんな言葉を発したら、またイヤーな言葉の掛け合いになってしまう！
まぁ、少し甘やかしすぎかも。

車で５分もしない内に、場所の確認に不安を感じ、ナビをみる。
頭の中がからっぽになっている。

通常の頭の回転が全く出来なくなっている。
そろそろアルツハイ～が始まったかしらと不安におののく。

携帯の発信音が鳴っている～
とらなきゃいけないと思うが、しかし運転中で御法度である。
車を寄せるにも狭い道で、無理！

携帯をそのままにつぶやく「解っている、今行くから、解っているから～」

泣きたい気分、待ち合わせ時間は、１０分過ぎている出発時間がだいたい遅れていた。
ナビを入れ、音楽をながす。我が心には入ってこない。
何だろう～この空虚感！

間もなく到着、あわてて駐車場にいれる。
皆そろって、ソファーに座っていた。
遅れをわびて頭を下げる。
２時間半も会話した、中身はシニアライフの楽しみ方中心であった。
今問うのは生き甲斐の選択であり、日本の今を話したかった。
でも、その場所には、それらを語るテーブルは存在していない。
またの約束をして、３０歳代から～６０歳代までの交流は終了した。
何か違っている。今大切な何か？
家に帰るとポン吉のちっこの放出跡が～いやや～！。