鳥の目 2011-08-12 11:34:05 | フォト・エッセー 鳥の目には,得体のしれない意思を感じる。 それは他者を寄せ付けない。安易な解釈を許さない。 その視線は揺るがない。 一点を見据えているが,その目指すところはわからない。 西オーストラリア,ロットネスト島にて.... 石屋本人 « 古木に寄生する茸 | トップ | 柿の実の夏 »
2 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (みな) 2011-08-12 23:47:03 その身一つで空を飛ぶことが出来るって、どんな気持ちなのでしょうか。何を抱えて風に乗るのでしょうか。安易な解釈が許されないと感じてなお、その視線の先に思いを馳せる。それが人だというのなら、飛べないことを大切に思います。飛べること、飛べないこと。鳥と人、双方にとって、どちらも尊いものなのですね。 返信する 鳥のこと (石屋本人) 2011-08-14 14:31:04 みな様 コメントありがとうございます。鳥は飛べない人にとって確かに気になる存在で、観察の対象を超えて想像上の動物として多くの物語に登場します。ダーウィンが観察したフィンチや、恐竜の生き残りとしての鳥類とか、進化の思索の対象としても、注目を集め続けています。やんばるの森には飛ばなくなった鳥が遺されています。天敵がいなくて飛ばなくても生きて行けたはずなのに、今は人間が持ち込んだマングースによって生存が脅かされています。鳥の目にも人類の目を超えた構造上の特徴があります。実は鳥は4原色で見ているのです(ヒトは3原色です)。その代り、眼球を動かす筋肉がありませんから、視線を動かさず、首を動かします。視線が揺るがないのはそのせいですが、2つの眼球で別の方向を同時に見ているので、視野は広いようです。また、フクロウのように科をの前面に目がそろっていると、獲物への距離感は極めて正確に認識できるようです。鳥は石屋にとってとても興味深い存在です。チェリスト、パブロ・カザルスの「鳥の歌」もいいですね。ああ、語りつくせない。鳥をテーマにした投稿をお待ちしています。石屋本人 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
何を抱えて風に乗るのでしょうか。
安易な解釈が許されないと感じてなお、その視線の先に思いを馳せる。
それが人だというのなら、飛べないことを大切に思います。
飛べること、飛べないこと。
鳥と人、双方にとって、どちらも尊いものなのですね。
ダーウィンが観察したフィンチや、恐竜の生き残りとしての鳥類とか、進化の思索の対象としても、注目を集め続けています。
やんばるの森には飛ばなくなった鳥が遺されています。天敵がいなくて飛ばなくても生きて行けたはずなのに、今は人間が持ち込んだマングースによって生存が脅かされています。
鳥の目にも人類の目を超えた構造上の特徴があります。実は鳥は4原色で見ているのです(ヒトは3原色です)。その代り、眼球を動かす筋肉がありませんから、視線を動かさず、首を動かします。視線が揺るがないのはそのせいですが、2つの眼球で別の方向を同時に見ているので、視野は広いようです。また、フクロウのように科をの前面に目がそろっていると、獲物への距離感は極めて正確に認識できるようです。
鳥は石屋にとってとても興味深い存在です。チェリスト、パブロ・カザルスの「鳥の歌」もいいですね。ああ、語りつくせない。
鳥をテーマにした投稿をお待ちしています。
石屋本人