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私と旦那様のサクラ大戦日記

【 サクラ大戦】閑人閑話⑥【修道服と機関銃(前編)】妄想考察~私と旦那様のサクラ大戦日記~ 12combo!

8月15日のエリカの誕生日用にTwitterで上げたお祝い考察「修道服と機関銃」を日記用に大幅に加筆・修正しました。
相変わらずの好き勝手の考察妄想日記故に、どうぞ寛大な気持ちで許してあげて下さいね!
と、私の旦那様も申しております。

頼れる旦那様と兼業主婦エリカの
~閑人閑話⑥~
エリカ・フォンティーヌ
「修道服と機関銃」
(前編)


閑人閑話の第6回は巴里花組メインヒロインのエリカ・フォンティーヌ嬢の「機関銃の使用にまつわること」に焦点を絞りました。
【エリカの機関銃所持は合法か】
【聖職者に銃は許可されるのか】
【合法なのになぜ捕まる】
【ラファエルの携行と取り出し要領】
【エリカの射撃は実弾か】
【エリカの射撃は命中してるのか】
【エリカの銃の取り扱い】
「修道服と機関銃」前編の今回は、このような項目を添えて好きなように書いてみました。

【エリカは機関銃所持は合法か】
当時のフランスの法律では「16才未満への拳銃販売禁止」、「拳銃所持許可証の携帯義務」の他には制限らしきものがみられない。16才のエリカは年齢制限はクリアしていることになる。
しかし拳銃どころではなくエリカは短機関銃を2丁も所有している。短機関銃は軍用として開発・普及したものなので民間人であるエリカが持ってて良いのかは微妙だけど・・・・・警察に捕まった時も没収されずにいることから、違法所持では無いのだろう。

エリカは短機関銃【ラファエル】を常に修道服の中に忍ばせて携帯している。
隠し持つ事が可能な銃は利便性が高い故に犯罪行為にも使用しやすいため、所持にはより強い制約をかけられやすい。
ラファエルは当時の短機関銃【MP18】よりもコンパクトで銃身が短く、隠し持つ事が(一応)可能なので、所持と携行に関してはきちんと許可は得ているのかもしれない。何の利用目的で許可を得たのかは分からないが。




2丁拳銃ならぬ2丁機関銃。決して軽くない、むしろかなり重い。その持ち方だと手首に多大な負担がかかる。

【聖職者に銃は許可されるのか】
法律上規制されて無いなら所持は可能。むしろ制限をかけるのは、非暴力を掲げるカトリック教会自らの教えの方だろうか。
エリカの銃所持をモンマルトルのカトリック教会の皆が知らないとは思えない。ならば、許容されてると判断するしか無さそうだ。殺生や危害を加えることまで認めるとは思えないので、そこは重々戒めているはずだ。
しかし、機関銃を構える聖職者はさながら断罪者のようでもある。
光武F/F2搭乗時は蒸気獣相手に容赦なく機関砲の弾を雨霰と浴びせているが、普段は遠慮してもらいたい。

100年程前となると、郵便配達員でも護身用に銃を普通に持っていた時代でもある。エリカの短機関銃はやり過ぎとしても、聖職者が万が一の備えを持つこと自体は禁止されることは無かったのかもしれない。

現代のカトリック教会でも、以前は狩猟を趣味としていて、今でも銃のコレクションをしてる枢機卿も居る。
法律で聖職者の銃所持を認めてる国も存在する。この辺は治安事情なども関係するのかもしれない。

しかし、エリカのように短機関銃を常時携行し、危険に自ら突っ込み制圧にかかる発想は、普通の聖職者はしないだろう。

【合法なのになぜ捕まる】
当時のフランスでは一般人の銃の所持は自衛や狩猟目的で許可されている。しかし、時にエリカは街中で二連式短機関銃「ガブリエル」を手に持って歩く。
銃身が二本ある異様な機関銃は、誰が見ても自衛にも狩猟目的にも見えない。それ以前に手に持って歩き回ること自体が異様な状態だ。
これでは周りから「犯罪者か危険人物」とみなされても仕方ない。

こんなモノを持ってウロウロしてる人が居たら、身の危険を感じずにはいられない。自覚してもらいたい。

巴里市警は親切なのか甘いのか、保護に来た人物が被疑者の身元を証明出来ればお咎め無しで解放してくれる。
しかし、何度も捕まってればそのうち留置場行きでもおかしくない。毎度連行される破天荒シスター・エリカは要注意人物として警察内でも有名なことだろう。
大神隊長もエビヤン警部からエリカの保護者扱いにされて、気苦労が絶えないことだろう。
気をつけるべきは、ソコじゃない。

【ラファエルの携行と取り出し要領】
画像を参照。
ラファエルの銃口から銃床までを固定出来るホルスターを、右大腿部と右下腿部に脚部ベルトで固定している。エリカの修道服のベルト背部には、マガジンポーチが2個装着されていて、ラファエル用のマガジン(実弾入り)を常に収納している。

素肌にホルスター装着は擦れたり不快感がありそうだ。ラファエルの重量を支え続けるには、固定ベルトもキツく締める必要があるが、痛かったり鬱血しないか心配だ。

ラファエルの取り出しは片膝立ちで行うように意識しているようだ。さすがに乙女心というか、羞恥心が働くのだろう。しかしそれでもスカートのめくれ具合はかなり際どい。ラファエルを取り出す際は、片膝立ちの正面に人が居る状態はエリカも避けていることだろう。
緊急事態で急ぐあまりに立ったまま取り出そうとすれば、スカートの右側は完全にめくれ上がる。
その時は、男子待望の光景が拝める。 ただし、視線に気づかれて撃たれないように細心の注意は必要だ。

「エリカの射撃は実弾か」
ガブリエル射撃時に、銃口からかなり大きな発射炎が確認出来るので実弾であることは間違いない。
当時の短機関銃は一般的に流通する9mm拳銃弾を使用出来る設計なので、エリカの短機関銃も同じ弾を使用しているだろう。とくにラファエルはマガジンも拳銃仕様となっている。

ガブリエルはマガジンは専用仕様(拳銃仕様より大きく、ライフル仕様より小さい)ながら、薬莢長が9mm拳銃弾の約2cmと合致するので同じ弾と考えてよさそうだ。
ガブリエルを実寸大に拡大してから薬莢長を計測したところ、9mm拳銃弾の薬莢と同サイズであることを確認( 'ω' )

【エリカの射撃は命中してるのか】
前述した通り、危害を与えない前提でエリカは機関銃を扱っている(はず)。それに短機関銃は連射で高火力、まともに当たれば普通の生き物なら致命傷は免れない。
そんな物騒な代物をエリカは口頭警告もすっ飛ばして撃ちまくる。

エリカの巻き起こす騒動に日々心休まることの無いレノ神父。もしエリカの射撃で殺傷したとなれば、彼の心はどうなることか。

エリカは命中させないように意識して射撃しているはずだ。ガブリエルの射撃時を見る限り、射角がやや下方に向いているようにも見えなくはない。ガブリエルの有効射距離約100m程度の遠めからなら、ほんの少し射角を下げれば目標より手前に着弾させて命中弾の発生を意図的に回避出来る。

発砲すると銃口は上に跳ねる。連射となると更に浮き上がり続ける。この当時の短機関銃にはマズルブレーキ(銃口制退器)が無いため、特に意識して抑える必要がある。
エリカの左手は銃身の抑え込みを意識しているか。

地面の状況により跳弾発生を考慮するなら、目標から銃口方向もほんの少し左右にずらせばより確実だ。
ただし、周囲に人が居る場合は流れ弾を当てる可能性があるので気をつけなければならない。
エリカの射撃は考え無しのように見えても、危険な相手の動きを妨害することを目的とした威嚇射撃に徹しているのだろう、多分。

【エリカの銃の取り扱い】
ここまでエリカの銃の携行要領と射撃について触れてみると、法的(ガブリエルの携行要領)に問題ある以外は、意外と何とかなって・・・・・・はないか(画像参照)

非命中射撃は直接的な危害を加えないという意味で〇としたが、街中で一般人が機関銃射撃はダメかな( 'ω' )

銃の扱いは射撃が出来れば良いわけでは無いし、目標に命中させる射撃の腕があれば十分な訳でも無い。
銃を取り扱うには、取り扱う全ての時間において完全に自分の意識と動作のコントロール下に置くことが、銃を扱う者に要求される最低限の条件となる。
それは危険な物を取り扱う以上、安全確実に操作出来なければ使用者の意図とは無関係に危害や恐怖を与える可能性があるからだ。
銃を横斜め下方に構える比較的よく見る形。銃口の方向に人が居る可能性があると❌。また、銃口方向と視線が一致しない状態でトリガールームに指を下ろしトリガーに指がかかっているので無意識下だろう。
無意識での取り扱いがこうだと、周囲に対して危険を多く与えるため❌となる。

銃の安全管理上で特に重要視されるのはセレクターレバー(安全装置)の他に、「マズルコントロール(銃口管理)」と「トリガーコントロール(引金の管理)」がある。トリガーを不用意に引けば弾は発射され、弾の方向は銃口の向きで決まる。この2点を確実に管理出来ない者には銃は扱わせないのが、軍隊では常識事項(エリカはシスターだが)となる。

果たしてエリカは出来ているのか?
その確認の前に「銃を完全なコントロール下に置く」ということをもう少し説明する必要がありそうだ。

射撃時以外はマズル(銃口)は上空または下方に向けるのが基本。万が一弾が発射されても周りに危害を与えるのを防げる(地形により考慮は必要)。
トリガーに指をかけるのもトリガールームに指を入れるのも厳禁。ここに指を入れることは、すぐに撃つ意思を示す。非射撃時は明確にトリガーから指を遠ざけ伸ばしておかなければならない。

マズルコントロール(銃口管理)とトリガーコントロール(引金の管理)の見本。銃をキチンと扱えない者が1人居るだけで危険な状態が発生する。

この基本動作は無意識下であっても守らなければならないので、その習熟にはそれなりの時間が必要。それが出来て初めて「銃を完全なコントロール下に置いた」ことになる。

エリカはこの点どうなっているか、画像参照。

残念ながら、エリカは意識が逸れるとマズルコントロールもトリガーコントロールも不合格。

逃走時のエリカは、銃のコントロールには意識が回っていない(逃走時だから仕方なくもある)。短機関銃はトリガーを少し引くだけで連射弾を発射する。
誤射で危害を加えないためにもエリカは銃の安全管理に関しては真面目に訓練した方が良さそうだ。


このエリカのラファエルの構え方なら大丈夫。「ストレートダウン」という銃口を下方に向ける基本姿勢。トリガーに指がかかっているように見えなくもないが。

エリカは改造型の短機関銃を2丁を所持するぶっ飛んだシスターだ。また、並外れたドジで騒ぎを巻き起こす少女でもある。
しかし、銃を持った状態でドジをやってしまうと大惨事にもなりかねない。
巴里の平和と市民の命を守るために、銃取り扱いには重々気をつけてね、エリカ!



「修道服と機関銃」前編はここまで。
次回は「修道服と機関銃」(後編)となります。
【ラファエル】と【ガブリエル】に焦点を当てながら、進めて行きたいと思います。


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