SPICA ~占い(占星術・タロット)@広島で、人生に輝きを~

広島の西洋占星術&タロット占い師、 
櫻井みわが綴る開運日記。
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わたしが考える、「占い」とは「運命」とは何か 

2012-05-12 10:22:11 | 占い 運命 スピリチュアル 本の紹介

『ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書2』(講談社刊)に、

鏡リュウジさんが登場して、

「占い」「運命」について色々お話をされていた。

その内容が興味深く、わたしの考える、占いや運命について書いてみようと思う。

 

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わたしは、運、と、運命、と宿命、は違う、と考えています。

 

たとえば、ある女の子がスカウトオーディションで優勝し、

女優人生を歩み始めたとしよう。

 

女の子が、オンナに生まれたこと、その時代、その場所に生まれたことは、

替えがたい宿命である。

 

たまたま、スカウトオーディションがあった、というのはだろう。

そのときのタイミング、偶然。ある意味、棚から牡丹餅である。

 

占いによって、彼女に女優の素質があるかどうかや、

チャンスが来る時期を見ることができる。

 

女優人生を歩むことは、もしかしたら、彼女にとって運命かもしれないが、

そこには本人の努力、性格、も関わってくるだろう。

ある程度、いやもっと多くの割合で、

本人の努力、行動によって、ずいぶんと結果が左右されると考える。

数年したら、忘れられてしまう女優になるのか、

大女優としてしっかり根を下ろすのか、本人次第の部分が大きいから。

 

どういう人と出会うかは運だけど、

どういう人とどういう人間関係を育んでいくかは、

本人の努力の部分も大きい、と思う。

 

でも、ときどき、

「ああ、この人こそ、わたしの運命の相手…o(゜◇゜)o…」

と思う(錯覚?)することもあるのが人生、だとも思うのです。

 

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鏡リュウジさんの本は何冊も持っているし、講座に行ってお会いしたこともある。

ご本人の素顔は意外に普通で、

彼が国際基督教大学(鏡氏は、同校の修士課程修了)の敷地を歩いていたら、

大学関係者だと思ってしまうような、静謐なたたずまいの人だった。

 

「運命」という言葉を安易に使わないで欲しい、という彼の言葉にぐっときたのは、

スピリチュアル系の人たちが語る、

「あなたの今の環境は、あなた自身の心が作り出したものです」

という言葉が、なんだか非常に残酷な言葉だなあ、と感じていたからです。

 

鏡氏は飢えや病気に苦しむアフリカの人たちを例に出して、

「彼らは運が悪かったのだ、悪い星の下に生まれたんだ」

と考えることに否定的である。

 

わたしが接したスピリチュアル系の考え方であれば、

つらい境遇も、運命なので仕方ない、ということになる。

それも彼らが引き起こしたことなのか?

彼らの心ばえ、考え方、前世(!)の報いなのだから、仕方ないのだろうか。

そんなことはないはずだ、それは解決すべき、解決できる問題である。

 

 



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