グルメとペットの絵のブログ

寒中お見舞い申し上げます。

私は動物全般何でも好きで、ヘビやトカゲなどの爬虫類も大好きだ。しかしなぜか蛇だけが特別に恐れられている。これは人間特有の固定観念によるものである。蛇=恐ろしいのイメージが理由もなく定着してしまっている。一つにはその外観によるものであろうが、しかしタコやカニもそれに負けずグロテスクな外観をしているはずである。なのに蛇だけを特別扱いするのは固定観念でしかない。この世に生まれて初めてヘビとタコとカニを見て、ヘビだけを特別に気味悪いとは思わないはずである。
 
世界には確かに恐ろしい蛇がいるが、日本国内にはマムシとハブ以外毒蛇はおらず、特に本州にはマムシしかいない。マムシの毒はハブの三倍も強いそうだが、小型で攻撃的ではないためハブほどの被害もない。ヤマカガシの毒はそれ以上らしいが、大人しいために余程のことがない限り噛むことがなく、また毒腺が奥歯にあるため仮に噛まれても被害が少ない。それに蛇は自然界においては比較的弱い存在であり、捕食の対象となることが多いのは余り知られていない。
 
鷹やフクロウなどの猛禽類やカラスなどの鳥類に加え、イノシシ、タヌキ、イタチなどの哺乳類も蛇を捕食する。またマムシなど小型の蛇は、昆虫の餌食になることさえある。タガメとオオカマキリがそれだ。毒蛇をも捕食するので、昆虫の中ではタガメは水中の王者、カマキリは陸の王者などという称号があるのかも知れない。
 
     * ダーウィンが来たより
 
           * Youtubeより
 
日本の蛇の中ではシマヘビが最強で、最も一般的に見られる。私も虫捕りに行くとよく出逢う。シマヘビには蛇食性があり共食いをする他、マムシやヤマカガシなどをも捕食する。なので余計にシマヘビ以外の蛇が激減するのかも知れない。この写真は、数年前に神戸の布引ハーブ園にいたシマヘビ。
 
 
シマヘビは虫捕りに行く淀川の河川敷や大阪市内の靭公園でさえ見かけた。マムシは、神戸の森林植物園で二度見ただけ。ヤマカガシは子供の頃以来見たことがない。沖縄のハブ対策もシマヘビを導入するのが良いと私は個人的に思っている。マングースなどを連れて来るのは大間違いだ。そもそも自然界におけるマングースの主食は蛇ではない。蛇を食べることもあるという程度であり、それ以外の動物を食べることの方が遥かに多い。そのために沖縄の固有種や家畜に被害が出ている。シマヘビであれば小型のハブや幼体であれば十分捕食する可能性があるだろう。その上、家畜を襲うようなことはないし、無毒なので人的被害もない。
 
 
ところで蛇柄の手拭いを探しているのだが、昨年12月半ばに良さそうなのがあって、買おうと思っていたら年末にはもうなくなっていた。これは12年前の手拭いで、当時恵比寿アトレに入っていた和雑貨の店で買ったものだ。なかなか綺麗なデザインなので気に入っているのだが、少しヨレヨレなのでやっぱり新しいのが欲しい。
 
これは一応蛇らしいのだが、余りにデザイン的過ぎてとても蛇には見えない。
 
 
もう少し探してみるか。しかし和雑貨の店が最近は少なく、また手拭いも少ないので果たして見つかるかどうか。。。
 
 

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