コロナ?そんなもんありゃせん。神話じゃ。
晴天に恵まれた神戸には多くの人出で賑わっていた。南京町は緊急事態宣言中もそれなりの人出であったが、ここへ来て一気に人が増えた感がある。これでマスクさえしていなければ、以前と何の変りもない光景なのだが、何とも残念なことだ。コロナという“概念”に取り憑かれた人々だ。いやもうマスクはコロナとは関係なく独り歩きしているので、マスクはマスクなのだ。服を着るのや靴を履くのと同じ感覚でしかないのであろう。マスクの前にマスクなく、マスクの後にマスクなし。
しかしこういう場所では飲食店から漂ってくるニオイを嗅ぐのも楽しみの一つであるから、マスクなどしていてはもったいない限りである。神戸牛のステーキやハンバークを販売している店からの香りを楽しまないでどうするのか。
その南京町の一角にある台湾デザートの店“天福茗茶”。二階はカフェになっているが、店頭で注文して中華街を眺めながら飲食するのが安上がりでもあり、おススメでもある。https://tenfuku.co.jp/
私がここへ来ると決まって注文するのが仙草ゼリーの杏仁豆腐だ。
すっきりと美味しくて病み付きになる。これで460円。
南京町の路地を入ったところに昔からあるシュークリーム専門の“エストローヤル”。https://www.estroyal.co.jp/
ここはテイクアウトのみなので、店の前の椅子に座るか、歩きながら食べても良い。いろいろな種類のシュークリームがあるが、おススメはこのチョコレート味だ。シューシュルプリーズ(フランス語で驚きのシュークリームという意味)432円。手頃で美味しいし、文字通りの食べ歩き菓子なので、デザートのはしごに持って来いだ。
南京町と並行する元町商店街に出ると、レトロな喫茶店“元町サントス”がある。
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28001590/
二階席の窓際に座れば、元町商店街を見下ろしながら飲食できる。
ここへ来れば是非とも食べたいのが名物のホットケーキだ。ドリンクとセットで800円。昔ながらの存在感のあるホットケーキは懐かしい味がする。今流行りのパンケーキなどとは比べ物にならない。
ちなみにここは喫煙可なので、阿呆なコロナ対策どころではない(笑)。いや、受動喫煙防止の観点からマスク着用が推奨されるかも知れない(笑)。
元町駅を出て鯉川筋を北へ歩き、路地を右に入るとモトマチ喫茶というレンガ作りの小さな喫茶店がある。
何ともレトロな雰囲気が漂う神戸らしい喫茶店だ。https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28024154/
ここではドリンクよりも名物のプリンを頂きたい。280円で評判通り美味しいプリンである。それにドリンクの値段に比べると安い。
店内にはカウンターとテーブル席が幾つかあるだけの小さなお店。こんなところにアクリル板などを立てたら大変なことになることだろう。
同じ神戸散策を楽しむのであれば、コロナ対策のない健全な店を選ぼう。健康のために大切なことは、
* 外へ出て太陽を浴びる(家の中で浴びでもダメ)
* 極力人とコミュニケーションをする
* 医者へ行かず、薬を飲まない
そしてマスクを外す、である。神戸市長からのメッセージ。