春夏秋冬

奇麗なものにはとげがある

障害者と気象

2017-05-24 17:44:23 | 日記
 今日は午前中いい天気だった。そのせいか私も朝七時までぐっすり眠った。とても珍しいことだ。しかし我々障害者にとっていや特に私にとっては気象にとても弱い。天気が一日いいと体調も割りといい日が続く。それに調子もとてもいい。しかし曇りがちや雨が降ったら私にとってはまるで天敵がやって来た感じがする。決まって仕事は休むからだ。そこが私の障害者としての弱点だ。そして体も不安定でいつもふらふらしている。特に足が悪いからしびれてきたりして立っていられない感じがする。ステッキを使いたいがいつ足が悪くなるかわからない。一日足の調子が良かったりするときなどはどうして足がしびれるのだろうと思う。しかしいったんしびれたら立っていられない。転ぶのだ。昨日病院へ行った時には二回も転んだ。一回目は朝電車のホームで足がしびれて転んでしまった。大けがをしなくてよかった。二回目転んだのは病院へ行った帰りだった。地下鉄の階段を下りている時だった。手すりにつかまっていたので怪我はしなかった。こんな調子だから天気が悪いと体が重苦しくなるけど、そのほかでも危ないところはたくさんある。だから自分の身の回りには危険がいっぱいあるのだ。天気が悪くて気分が悪くなる。気分がかったるくなるなどいろいろあるが危険はいろんなところにある。しかし不思議なところがある。それは私の周りにいるたくさんの障害者だ。雨が降ろうが風が吹こうがどんな天候でもぴんぴんしながら仕事をやる。しかもほとんどが休まないで作業所へ来る。いったいどこが悪いのだろうと思うくらいだ。自分にはうらやましくて仕方がない。障害があってもどこにあるのか全然わからない。どこが悪いのか全然わからない。特に目に見えないから特にそうだ。一般社会で十分働けるのではないかと思う。そこが目に見えない障害者の悲しさであろう。私がみんなを見ている限りいつも何か薬を飲んでいる。やはり薬で体がもっているのだなと思った。天気だけのせいではない。