リワークプログラムでは、ステップ2以降の利用者さんを対象に、月に一度「革細工」をしています🍀
写真は、利用者さんの作成途中の作品です。
一つ目の写真は、名刺ケース。同じ型でも、色や刻印を変えると雰囲気が全然変わりますね~。
二つ目の写真のブックカバーは、途中指をつりながらも、手縫いの作業に取り組んでいた利用者さんの作品です。目が揃っていて美しいです🌷
革細工は、作品にもよりますが、作業工程が多く、革の持つ特性上(後戻りできない・形に多少誤差が生じてしまうなど)、事前に段取りを考えたり、一つ一つの作業に集中したり、次に進めたくても乾きを待つ時間があったり…と、工程の中で配慮する要素の多い作業活動です。
これらは、仕事の段取りを自分なりに効率よく進めていくこと、集中して業務に向かうこと、待つこと、わからない点があったときに他者に聞くこと、など、仕事の取り組み方にも通じる点があります。
そんな風に、自分自身の仕事への取組み方や考え方と照らし合わせながら、革細工の時間を過ごされている利用者さんもいらっしゃいます。
…と堅苦しい説明になってしまいましたが、みなさん和気あいあいとした雰囲気で作っていらっしゃいます🌸
これまで、リワークで革細工に出会い、趣味になった利用者さんや、完成品を大事に使っている利用者さんもおり、時間をかけて完成した革作品は長年使える相棒になってくれるかもしれません
作業療法士なんぶ
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