端的にいえるのは、てんぷら、寿司、そばにいえるのだが、出されたら直ぐに頂こう。これが通の身だしなみ。
私は、咀嚼して食べるたちなので、食べるのはやや遅め。でも、なるべくなら早く食べようと思っているのです。
てんぷらなら、キス、はぜ、海老のてんぷら。白衣のおじさんが目の前で衣をつけてさっと揚げて、さっと出してくる。
これはもう、出るや否や箸をつけて食べるのがマナー。
寿司なら、ひらめとか、こはだとか、板さんが握ったら板の上に乗せてくれる。
これも、なるべく早く食べてあげるのが、通の気配り。間違っても煙草など吸っていてはならないのだ。
板さんも、こりゃ新しいねただ。どうだ。と、気をいれているではないか。
但し、寿司でも、回転寿司は別だ。コンベアに乗ってにぎりが廻ってくるだけで、職人の心意気とは縁がないのだ。
そばはできたら直ぐ食うのは当然。置いたら延びてひっついて、喰えたものじゃない。
以上は、町場のお店へいったときの心得。
人の口にはいるものを手を掛け、鮮度に気をつかって調理し、出してくれる調理の人への気配りなのだ。
お店へも、段々、女子供がファミリーで出入りするようになって、客としてのマナーが時として忘却されることもあるけれど、注意したいのだ。
食事を家でするときは、私のように喰わしてもらう人は、やはり家内にそこそこ気配りして喰うべきなのだ。
わざわざというのではない。身についた、自然な振る舞いで、おのずからおいしくいただくのがマナーなのだ。
ところで、今よくある居酒屋チェーンのお店。
接客態度がいやに威勢よく、そう訓練されているところがあるのだが。
オーダーを聞きに来た人に、いろんなことを質問してもさっぱり要領を得ない店員がいる。
受け答えそのものがまるっきりなってない子がいたりする。
客商売しているという意識が感じられない子もある。
ユーカリ駅前のDチェーンのお店。
私は、長なすの一本漬けを注文した。
出てきたのを見ると、輪切りにした切り口が茶色に変色しているではないか。
切って、皿に盛って、30分以上置いたような鮮度悪い一本漬けがでてきた。
おやおや、このお店、調理師免許持っている人は居ないのかなとあきれたのだった。
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