その小高い地形のところからは、西に向いて坂がなだれる様に下がってゆく。
その、西日暮里に近いところに富士山が見える富士見坂があるのだ。
晩秋の某日、午後3時ごろ、富士見坂の上から西をみると、かすかに富士山が見えた。
写真では山の姿は認められないが、かたわらにいらした奥様とも見えますねと確かめ合ったのでした。
これは、もっと寒い真冬の晴天の日だったら、向こうに見えるビルの間から富士山がくっきりと見え、写真にも収めることが出来るだろう。
いずれ、この場所に再訪して、いい写真を撮りたいと思うのである。
いつ行けるか分らない。
東京は日進月歩、間にビルが建っていつ見えなくならぬとも限らない。
早いうちに写しておかねばなるまい。
このあたり、谷中に続く古い土地柄である。
彫刻の大家、高村光太郎が学んだという第一日暮里小学校があり、それを記念して、石彫家、飯田雅光氏作のふくろうの像が校門の脇にあって、小首を傾げているのだった。
最新の画像もっと見る
最近の「街歩き」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事