孫娘の小学2年生のAちゃんがヤマハピアノの音楽教室にいっており、その続きでハンドベルも習っていて、クリスマスの今日、発表会があったのです。
例によって、パパママ、ジジババ連合が聴きにいったのです。
ハンドベルというのは、ドレミファに応じて音階の数の鐘(ハンドベル)があり、ひとりが両手に二つのベルもって、聖しこの夜 などを演奏するのです。女性の指揮者の指揮のもと、15人ぐらいの小中学生がそれぞれ受け持ちの音階の鐘を鳴らすのです。
Aちゃんは譜面をみながら、真剣な顔で トナカイさんが・・・・ などとやっていました。
みんな、頭にクリスマスの赤い三角帽子をかぶって可愛かったのでした。
それにしても、ハンドベルというの、テンポを外さないように、自分の受け持ちの音階のところにきたら遅速なく鐘を鳴らさねばならないのでデリケートなものらしいのです。
右手の鐘と左手の鐘は音階が違う。右左勘違いしては駄目になります。
商店街の年末大売出しの福引の、大当たり一等賞、じゃらんじゃらん、おめでとう、みたいな無神経なものじゃないのでした。
ハンドベルは6曲ぐらいあって、それが終わると今度はストリートオルガンの演奏会です。
ハンドベルの父兄など100人もいたのか、音楽ホールのエントランスには適当な聴衆だったようです。
ストリートオルガンというのは、その昔、オランダやベルギーで流行したらしいのですが、屋台のオルゴールみたいなもの。
お祭りのときなどに、街角に持ち出してきて、陽気に音楽を鳴らすのです。
紙芝居の音楽版のようなものか。
背面にハンドルがあって、それを廻すと穴を開けた譜面のような帯が廻って音が出るのです。
これは、1893年オランダ製、佐倉の日蘭修好380年記念で市が購入したもので、日本にあるストリートオルガンでは最大のもの。
この日は、大中小3台のストリートオルガンで、クリスマスとか愛の歌などを拝聴しました。
これは、演奏者といっても音の帯をハンドルで廻すだけなので、そう技巧はいらないらしいのです。
それでも、主催者は、大勢聴いてくれたと感激の涙を浮かべていらしたのです。
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