サンズ・トーク

ぐるめ礼賛 ちょいまち

お茶の間テレビを見ていると、NHKも民放もグルメ探訪とか、こだわりの食系の番組が大盛況です。
だが、私は、こんな番組はもう飽きた。もう結構といいたいのです。

そりゃ、自分個人としては、おいしい食べ物にであったときは、素直においしいと感動する心に変りはないのです。
だが、あちこち、テレビをチャンネルサーフィンすると、ご当地グルメ、B級グルメ、厳選素材、こだわりの、大満足、ジューシー、とっておきの・・・・が氾濫している。
そして、タレントなどが、美味に出会って思わず酔いしれるごとき、いつものしぐさと台詞。
これらがついにありふれてしまって、面白くも何ともなくなっているのが正直なところなのです。
以前、鎌倉へ行った時、某店の店頭に写真があり、○○テレビで××タレントがご愛顧などと、便乗宣伝を見た。よくある話だ。
成田山でも、柴又でもあったように思います。

番組を作る側からすると、グルメは最も当たり障りのない安全パイなのでしょうが、もういい加減卒業したらどうでしょうか。

地球上の人類は今65億。それが、生活レベルの向上によって人口は更に増え、そして食料を争奪する動きが、ひそかに、着実に進む。
地球上の食料資源には限りがあり、今でさえ飢餓線上にいる人がいるというのに、なお飢える人が増える。

日本人も、鯨を食用にするとか、マグロは地中海のマグロも日本人が食い尽くすとか、批判されているが、それ式のことが、あちこちの国で起こる問題なのである。
中国など人口の多い国は、食料資源の確保に向けて、既に走り始めている。
腕力勝負は、もう始まっているのです。

こんな場合に、マスメディアが安易にグルメを煽り立てるのは、そぐわないと思います。
NHKや民放各社は、地デジもいいけど、文化産業として、もっと番組内容をイノベーションしようぜ。

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