野田総理は、不退転の決意で消費税を増税すると言っている。
不退転 ということばを広辞苑で見ると、
仏教などで、修行が退転せぬこと。かたく保持して屈しないこと。とある。
野党と、民主党の小沢、鳩山氏が反対しても、消費税はやるぞといっている。
反対派だって、消費税が嫌だといっているのではなく、増税するんだったら、もっとその前にやるべき段取りがあるだろうが。ということなのだ。
でも、不退転という言葉のイメージとしては、そういう意見があってもしゃにむに突進する気配なのだ。
似た言葉に、不見転 (みずてん)というのがある。同じく広辞苑によると、
相手を見ずに転ぶ意。芸妓が客を選り好みせず、たやすく情を売ること。とある。
既存政党から離れた政治家が、第三極などといって、増税賛成派も反対派も政党助成金が欲しいから一緒くたになって新党を作るような場合。これに該当するんじゃないか。
日本の社会は、超円高、高齢化で、景気も消費も家計も雇用も激変期に突入 するという時期、言葉遊びをしていても仕方がないが、この国、何とかならんものか。
最新の画像もっと見る
最近の「時の話題」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事