それは、電車の道順の話だった。
ショウセンの目黒駅とのたもうたのである。
JR山手線の駅だ。
私の亡母はよく省線といっていたので、懐かしく、電話口で絶句したのであった。
Sさん、そいつは古いよ。
思わず、口にでた。
Sさん、わかりゃいいじゃねーか。だと。
いろんな人と、いろんな話をしていると、時として想定外のシーンにであうことがある。いろんなことを思い出して、ひとり嬉しくなったものであった。
今の人に、解説しておくと、ショウセンとは、昔、国鉄は鉄道省がやっていたのである。多分、昭和20年代の後半から、日本国有鉄道に改組されたのである。
そういえば、トンコ節という唄が流行ったときがあった。
ネットで見ると、久保幸江が唄って、昭和24年にレコードを販売したらしい。
古賀政男が作曲だって。
「あなたが呉れた帯止めの だるまの模様がチョイと気にかかる
さんざ遊んでころばして あとであっさり捨てる気か
ネエ トンコトンコ」
「上もゆくゆく下もゆく 上も泣く泣く下でも泣くよ
君はショウセン 僕はバス つらい別れのガード下
ネエ トンコトンコ」
あえて言っとくが、Sさんは、よぼよぼオジンじゃないよ。まだ、かっこいいんだよ。
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T.F
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