江戸時代には、奥会津や、米沢方面の殿様が参勤交代の都度、通過した宿場町なのだ。
今では変哲もない山里の一角に茅葺の家が立ち並び、蕎麦のお店や、土産物、民芸品、農産物のお店が並んでいる。
電線は地中化されていて、時代の雰囲気を損なうことなく、旅人に訴えかけてくる。
ガイドさんの説明。
茅葺、わらぶきの家というのは、今では材料の確保も難しい、職人が少ないなどで、葺き替えにかかる経費が高くなっている。
昔は家の中で囲炉裏やへっついで薪を燃やし、屋根裏に煙がまわり、燻すので、虫を駆除できていた。
今では、暖房や煮炊きに囲炉裏を燃やすことがなくなり、虫が萱や藁を痛めるので、昔ほどは耐久性がないのだ。
こういう説明は、やっぱり聞かなきゃ判らない。
そういう意味で、添乗員つきの旅もいいもんだ。
とあるお家では、縁側に季節の植物のオブジェを飾って、旅人に見せようという、大内宿の人の心意気が見えたのでした。
これぞ、正しいニッポンの秋の里。
最新の画像もっと見る
最近の「旅」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事