平安時代は、天変地異や凶作、悪病の蔓延が人々を苦しめた時、陰陽師という占い師が超能力をもって悪霊を退治すると言われていた。
安倍清明は、今も残る陰陽師の代表的な業師として名を残している。
映画「陰陽師」は、原作 夢枕獏 主演 野村萬斎 伊藤英明 真田広之。
テーマが超能力の世界というので、分らぬ世界を筋にたてる妙な展開で、どうとも言えない。
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特に、関心を持つのは、昔、私が勤労者だった時、大阪の阿倍野区王子町に支店があった。
その支店の前に、阿部王子神社というのがあり、そのすぐ近くに晴明神社という小さな神社があった。
安倍清明の出生の地と言われる。
いまでも残る「阿倍野区」という地名。
「阿部王子神社」
阿倍野元町の「晴明神社」
それと「晴明通り」という地名も使われている。
安倍清明は、陰陽道」で名声を高め、のち、京の御所近くに屋敷をかまえたという。
そこの地名は、京都市上京区清明町。ここにも「晴明神社」があるという。
今の時代、迷信がはびこる余地はうんと少ない。
でも、世界中に脅威を与えている「コロナウイルス感染症」の跳梁跋扈には、ワクチンとか対抗している。
陰陽道に頼る余地は考えられぬ。かな?