(本稿は、昨日の広瀬湖の記事のつづきです)
荒川村というからには、荒川の上流にあるらしい。
道の駅あらかわで一服したが、ここでは、皆で秩父うどんというのを食べた。

道の駅では、当地の農産物を始め、木や竹の加工品を販売していたり、鉱物見本や昆虫見本などが陳列されている。
地元の質朴な人々のいい雰囲気の応対や説明を目にしているだけで、この山里、すっかり気にいってしまった。
目の前に秩父鉄道が走っていて、これの終点は三峯口、三峯神社が三峯山にあったりして、これは随分古いらしい。

単線軌道だが、4両ということはない、5両ぐらい連結して運転しているのだから立派なものだ。
こういう電車をみると、鉄道マニア、鉄ちゃんというのの心境がわかる気がする。
軌道の向こう側はリンゴ畑で、赤いリンゴが西日に輝いていた。
秩父鉄道の電車は、道の駅に留まるはずもなくて、目の前を走っていった。
秩父鉄道は、観光用にSLを走らせているとのことで、JRではなくて民鉄だそうである。
親会社は、太平洋セメントなのだ。