そして、試合はなでしこが勝って、ああ、素晴らしいゲームだった。
相手はイングランドで、日本よりも皆相当体格が大きい。
当たっても弾き飛ばされて転倒することがしばしば。
有吉が攻め込んだところ、ぶっ飛ばされてペナルティキック。宮間が決めて1点先取。
すぐあと、逆に自陣でファウルして、ペナルティキックを決め返されて、前半は1対1で折り返し。
とにかくサッカーは一寸先に何が起こるか判らん。ちょっとも目を離してはいられないのでした。
後半は、なでしこ押され気味の時間が多くてハラハラ。
そして、時間切れ寸前、相手ディフェンダーのオウンゴールでぎりぎり勝利となったのでした。
私がブログでこんな文を書いているよりも、テレビ観戦された方の感じ方のほうがぐっと来ているに違いない。
でも、それでも、私だって一部始終を見ていたし、なでしこ選手の力戦奮闘にはとっても感動していたんだから書きたいのです。
後半ももう時間切れ寸前、自陣右側から川澄(MF)がドリブルで縦に持ち込んだ。
ゴール方向へ大儀見(FW)と岩淵(FW)がパスを受けるべく走りこんでゆく。
そして川澄から縦パスを送り込んで、それを相手ディフェンダーが辛うじて足先でタッチしたら、皮肉にもそれがオウンゴールになってしまったのだ。
後でリプレーを見ると、川澄は前方走りこむ大儀見とゴールとの間合いを計るように二度三度確認して
冷静にパスを送り込んでいたではないか。
宮間だってそうだが、パスって難しい。こっちも走っている。パスする相手も走っている。妨害する相手選手ももちろん東西南北走っている。そういう難しい間合いを計りながらパスを送り込むのだ。
それからフォワードの岩淵というの、若くて天才だと評されていたが、小柄なのに大きな相手選手をかき分けるようにしゃにむにゴール目指して突っ込んでゆく。足技がビンビン冴えているのに感心したものだ。
そして、なでしこはついに決勝進出、相手はこれまた大型選手ぞろいのアメリカだ。
もう、とにかく、やるっきゃない。W杯なんだから。
私は、高校でも大学でもサッカーは無縁だった。
だから、このなでしこのゲームを見ると、みんな鍛錬に鍛錬を重ねていることが良くわかって、感動するのでした。
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