そして、昨日、ホームセンターで求めてきた種イモは「きたあかり」なのです。
ジャガイモの品種でいうと、日本では「男爵」が最も古いらしい。高知出身の川田龍吉男爵という方が明治41年(1908)に海外から取り寄せて北海道で流行らせたのが始まり。これはほくほく系というか果肉は煮崩れしやすい。
「メークイン」は、イギリスで作られていた品種で、昭和3年(1928)釧路・根室方面で優良品種として流行しはじめたのだという。果肉は密で、煮ても崩れにくいのが特徴なのだ。
男爵とメークインがジャガイモの双璧だったところに、男爵を改良した「きたあかり」が品種登録されて登場したのが昭和63年。
これが一躍人気品種になったのだそうだ。
果肉は男爵よりもやや黄色で、甘味も強いのだという。
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私らは、ジャガイモを食べても食味がどうとか、余り詮索はしない。
家内が調理するジャガイモに、不味いものがあろうはずがない。
でも、種イモを求めるときぐらいには、品種とか由来なども調べてもいいかなと思ったりするのです。