日本国債の評価、格下げ

1月27日、アメリカの格付け会社Ｓ＆Ｐ社は、日本国債の格付けを１ランク引き下げた。

格付けとは何かというと、ある保有している債券が持ってて大丈夫か、不安ないか、安全かを計る尺度である。

日本国債の格付けを下げた理由は、日本のＧＤＰに対する財政赤字の割合が悪化していること、さらに財政収支のプライマリーバランスの均衡が期待できないことによる。
現政権における経常収支の改善は難しいと判断されていることが大きい。

格付けが下がると、新規国債を発行する際の発行条件が以前よりもきびしくなることは言うを待たない。
借り換えでも同じ。

日本の借金は、1,000兆の手前まで来ている。
日本は、いわば大口債務者で、政府、首相は債務者代表なのだ。
それにもかかわらず、菅総理は、マスコミの取材に対し、「そういうことには疎い」　と発言された。

民主党の財源無視のばらまきマニフェストで、税収の倍ほど支出を見込んでいて、その張本人がこれでは何とも情けない思いがしている。
全く信頼できない政権なのだ。