その大仏広場の一隅に天然木を加工した腰掛けがあった。
多分、巨木の根の部分を機械鋸で挽いたものと思われる。
樹種は不明だが、稠密な木質のようだ。
今生の生命を終えた後、姿を変えて広場に憩うひとを休ませているこの巨木の偉大な存在感に心打たれたのでありました。
10人以上の旅人、客人がゆっくりと袖擦りあわせて憩える、語りあえる、巧まざる腰掛け。
画面奥の藤棚の下には、フツーの腰掛、その向こうにはどうだんつつじの植え込みがあって、その先には遠く安房勝山の海、そして浮島が見えていました。
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