“冬来たりなば、春遠からじ”という故事がある。「厳しい冬がくることは、春はすぐその隣にきていること、人生の厳しい冬もいつまでも続くわけではなく、希望に満ちた未来がすぐ後ろに控えている。」という意味だ。素晴らしい日本の故事だと思っていたが、調べてみるとその由来はなんと英国の詩人シェリーの「If winter comes, can spring be far behind 」が語源由来とわかって驚いた。
入所型福祉施設で働いている方や子育て中の親御さんや学校の先生には共感していただけると思うが、冬はインフルエンザやノロ等の感染症の予防対策や対応に細心の注意が必要であり、自分の健康管理を含めて大変に緊張する季節である。そんな中でさんあいのホールに蝋梅の枝が飾られた。蝋梅は1月から2月にかけての真冬に咲く。黄色い花は夏の太陽を連想させてくれ、その甘い香りは寒さで強張った体をほぐしてくれる。今は大寒だ、それを過ぎれば少しづつ太陽は高くなってくる。
香りを届けられなくて残念。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます