5月25日(月)午前、埼玉北部を震源地とする地震があった。深谷市は震度4であったが、震源地が近かったせいか揺れは震源地が遠くの場合と異なり、“巨大なヘリが低空で飛んでいるような小刻みな振動の後で大きな振動に変わった。時間的には1分も続かなかったので特に被害なく安心したが、久しぶりに地震の恐怖を体験した思いだった。
私たちの快適な生活は、地震のような災害で一瞬にして破壊されてしまう。保険に入っていようが十分な預金があろうが、電気、水道、ガス、通信等のライフラインが一瞬にして遮断されれば、とにかく復旧するまで自力でどうにかするしかない。またそれが3・11のような巨大地震であれば、しばらく生活の回復は望めず、自力での生活も困難になってしまう。
因みにさんあいのような児童養護施設では、月に一回の避難訓練が義務づけられ、さんあいではそれを誠実に守っている。従って、子どもたちは一般家庭の子ども以上に災害の意識は高いと思う。野外で非常食を食べることから、簡易トイレの設置の仕方や使い方にまで訓練の中で学ぶのだ。今後は巨大災害を想定して、地域の中での相互扶助を一歩一歩進めてゆきたい。
避難訓練後の非常食の試食会の様子
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