教養のありそうなおばさまが威厳をもって言います。
「パーティーでは政治と宗教の話はダメですよ。空気が険悪になるから~~」
「はあ! そうなんですネエ~~」
騙されてはいけません。
この巧みな流言飛語がいかに日本の政治のレベルを落としてきたことか!
考えてみて下さい。
宗教は議論の対象にはなません。とても個人的なことだからです。
反対に政治は社会の問題です。社会をどの方向に向けるのか、その為に税金をどう使うかを決めるのが政治です。
有権者はそれぞれ違う要求をもっています。
お互いを尊重しながら、意見をぶつけて議論した末に結論を出すのが民主政治です。
この議論を社会から締め出し封じ籠めたのが
前出の、宗教と政治を同じに並べる 流言飛語!
封じこめられた結果日本人は「議論」が下手で、すぐケンカになってしまう。
議論は正ー反ー合で、高められていくものなのです。
「政治の話は御法度」とか、短い「口封じ」もよく聞きますね。職場でもカフェでも広場でも。
「政治的なことは~~ ふにゃむにゃ~~公民館では困ります」と公民館の主事が言いました。
政治的という言葉は曲者です。悪い意味に使われます。
「あいつは政治的に動くずるい奴だ」ーーとか。
だから「政治的」云々は無視して、「政治」を語りましょう!
1948年、新憲法が突然与えられて教壇に立った教師は困りました。
高校・中学の社会科教科書として 民主主義の解説本が出ています。
いわく: (ウロ覚えですが)
「民主主義を単なる政治の方法と理解してはいけない。
民主主義はもっと深い心の問題だ。人間同士がお互いに尊厳ある存在として
認め合うことが 第一歩。そして学び、考え、行動すること。これ無くしては民主主義はその姿さえ現わさない。」
つまり 意見が違う相手を理解してお互いの相違をさんざん議論し整理して、妥協点を探すことが民主主義。
「多数決原理なので有権者が厳しく見張っていないと、多数派の横暴を許してしまうから
つねに議論し勉強していなければダメ」と著者は警告も発している。
その通りに安倍政権が独裁政治を始めています。
職場で政治の話をしてみて下さい!
政治は難しいなんて言ってはだめです。正直に感じたまま でいいのです。政府の懐具合なんか気にしないで!
たとえば
高性能ステルス戦闘機F35 (一機180億円)を42機 買うのと
若者やこども の健全な育ちの為に税金を使うのと
どちらがいいか?
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武力で平和を作ろうとする安倍政権は 憲法9条を事実上 破壊しました。
アメリカの意向に唯々諾々と従っているのです。
ところで!
参院選は7月です。自公以外の候補者に必ず投票して下さい。安倍政権の暴走をとめましょう!