みなさんの地域にも公民館がありますね。
そこの主事さんは政治的なことはどうも〜〜〜と言うでしょう?例えば原発の避難について とか話題にすると。
何故公民館が政治の話を避けるのか調べました。
社会教育法 20条 公民館
公民館は住民の実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化(!?)を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする。
生活を左右する政治について市民が学習する機会をもうけることは公民館の大事な使命です。健康体操とか趣味の会だけでは片手落ち というか利き手落ちです。
私たちに一番近い行政機関が公民館です。税金が使われている公共の施設。
この身近な(筈の)公民館は政治アレルギー。他の公的機関も、学校も同じです。
その根拠らしき法律が 二つ。
その1
文部省・中学学習指導要領解説 社会編
「いわゆる党派的政治教育を行うことのないようにする必要がある。」
ーーー実にもって回った表現で自信の無さがにじみでています、民主主義を尊重しないと思われたら困るーー
その2 教育基本法第14条学校は特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他 政治的活動をしてはならない。
ーーー全体は当然のことです。それなのに修飾語をカットしてしまって「政治教育その他 政治的活動をしてはならない」と解釈した。
この二つの文章に恐れをなし、行政機関は「政治」を全て、教育の場から閉め出したのです。
そのまま長い時が流れてしまって、日本では「政治の話は御法度」が定着しました。
これでは民主主義は成立しません。至急、軌道修正が必要です。