愛鷹連峰越前岳(1504m)は南からの富士山の展望台として有名、この冬、雪の富士山を眺めようと機会をねらっていました。会員の皆さんにもお誘いしましたが、残念ながらカミさんと二人。南岸低気圧で富士山も下の方まで雪が降り、冬型が緩んで青空が期待できる、というわけで2月17日に出かけました。
十里木高原からの往復が一般的ですが、それでは面白くないので、黒岳(1087m)からの尾根を歩き、十里木高原へ下る計画です。
朝9時に十里木高原Pに着き、少し歩いて9時20分発の富士急バスで愛鷹登山口下車、林道を20分歩いた山神社からうっすら雪のついた登山道。1時間強で黒岳の稜線、展望地と山頂からきれいに富士山が眺められました。越前岳へ徐々に登っていきましたが樹林の間から富士山がチラチラ見える程度、一カ所愛鷹連峰の鋸岳が見えるポイントがありましたが、展望はよくありません。積雪は10~15㎝程度で何も使わず登れます。
山頂30分手前の富士見台(有名な写真家の撮影地)からは富士山の展望が広がります。山頂には14時前に到着。山頂からは富士山の方角にはブッシュが伸びて富士山の頭しか見えません(表題写真)が、南ア南部の稜線と駿河湾が遠望できました。
下りはよく踏まれたルートですが、樹林が切れる箇所からは富士山が聳えて見えました。雪が堅いので上半分はチェーンスパイクを使い、16時前に駐車場に戻りました。 by ナベさん