7月31日前泊で8月5日まで、北アルプスの槍ヶ岳に行ってきました。
会報に投稿いただいているこっとさんとの一昨年来の約束の山行です。のんびり日程で槍を満喫する計画、カミさんも同行です。31日は平湯温泉に集合、泊。
1日新穂高から登り始めましたが、わさび平を過ぎたところで林道に若い熊が! 音を出しても逃げません! しばらく様子見し、藪の中に入っていったのを確認して通過しました。小屋の方も警察などに相談しているが、有効な対策がなく困っているとのことでした。この日は鏡平小屋泊。槍は雲の中でした。
2日朝はきれいな槍穂高連峰を眺めて双六小屋へ。ここで双六小屋社長にこっとさんが取材インタビュー、私も同席しました。コロナ禍での山小屋経営が中心でしたが、初日の熊のことも伺いました。この記事は近日中に転載しますね。終了後双六岳へ。北アルプスの展望、特に槍に続く稜線風景は絶景です。双六小屋泊。
3日朝、空に巨大な吊し雲がかかり、悪い予感。西鎌尾根を槍へ歩きますが、だんだん風が強くなってきました。千丈乗越までは花も多く変化のあるルート、乗越からは完全にガスの中になり、岩のルートをひたすらの登り。正午前に槍ヶ岳山荘に入りましたが、直後から強い吹き降りとなり、登頂は見送り、槍ヶ岳山荘泊。
4日朝、雨と風のやみ間に穂先に登頂、穂先にライチョウが3羽出てきていました。予定では南岳から天狗池を回る予定でしたが、ガスの中なのでパスし、槍沢を下りました。この日は槍沢ロッジ泊。お風呂につかって(洗えませんが)ほっと生き返りました。
5日は横尾~徳沢~明神~上高地のお決まりのコースでしたが、こっとさんは初めて。前半屏風岩や前穂高の景色が楽しめましたが、後半は雲がかかり、河童橋からの展望は残念でした。