Sancafactory

たけぞうと申します。
二人の子供と二羽のインコ、手仕事のこと、のんびり書いています。

手まり。

2018年01月16日 | 手まり・ゆびぬき
couturierという手作りキットの通販誌で見つけた
小さな手まり。

昨年、娘に「作ってーーー!」とリクエストされ、一度
申し込んだものの、中を確かめて「ごめん、これ母ちゃん無理
やわ・・・」と返品しました。

とにかく、第一印象は、
「わーーーーーー!!!面倒くさそう!」。

てしごとを「面倒くさい」と思ってしもたら終わりやなぁ・・・
これは楽しまれへん。
と思い、返しました。


その後しばらくして、その会社から電話があり、今回返品した
理由などを訪ねてこられました。

「きっと返した人多かったんかなぁ。」
と娘と話していたのですが、
なんとその次の号に、もっと簡単に基礎から学べる
手まりキットが新しく発売されていました。

対応早っ!!!ちょっと感動しました。ユーザーの
意見をちゃんと反映していてすごいなぁ。


そんな顛末があって、それやったらやってみよ!と、
二か月前からやってみています。

カードに巻かれた絹糸、ひとつひとつはそんなに高価なものでは
ないので、張り切っていっぱい買って並べ、眺めて楽しんでます。
色がいっぱいあるって、なんでこんな心ときめくんでしょう。



赤い方は初めて作ったキットの手まり、青いのは自分で本を見て
作ってみたもの。

ビーズと組み合わせて、これを何かに加工できたら良いなぁ、と
思いますが、その前にもっときれいに作れるようにならないと^^

かわいい。

2018年01月15日 | 子供たち
週末に、娘とことりカフェに行ってきました。

ずっと一緒にいる3羽のコザクラさんたち、つくろいあった後、
隅っこで皆そろってお昼寝。背中の色、きれい!そしてエビっぽい。





可愛らしいケーキで食べるのもったいないですが、
とっても美味しいです!
飲み物もポットで持ってきていただけるので、嬉しい。
かわいいーーーー!!とひとしきり騒いだ後、サクッといただきました。


家に帰るとポピィとおもちくん大騒ぎ。

うちの子たちが、やっぱり一番かわいいなぁ^^

今日も鳥。PBFDという病気について。

2018年01月12日 | 我が家の鳥たち ポピィ おもちくん
昨日の続きです。

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我が家に2016年の春にやってきたセキセイインコは、娘におもちくんと
名づけられました。獣医さんでは、「〇〇(うちの苗字)おもちちゃ~ん!」
と呼ばれます。しかも、毎週、順番が来た時と、会計の時、2回(^^;)


初めての診察の時は、先生に質問したいことが心の中には溢れ返って
いましたが、「はっきり言ってわからないことが多いです。」
という感じで・・・特に、先住鳥であるポピィのことは、「ローリーの
PBFDに関しては、僕はわかりません」と言い放たれてしまいました。

私としては「そら、そやろな・・・」という感じでした。
今まで何か所かの獣医にポピィを連れて行ったことがありますが、
まず、「何という鳥ですか?」ときます。
唯一、「あぁ、ヒインコやね。」と仰ったのが今お世話になっている
先生です。


おもちくんの風切り羽は、この時左右一枚ずつしかなくなり、尾羽は
一枚だけ残っていました。諦めきれず、「でも先生、ここ数日、一枚も羽が
抜けていないんですよ」と言うと、「抜ける羽がなくなっただけやと
思います」との返答。

・・・ちーーーーん。そんなあっさり(TT)

でも、「状態が悪くないので、治療する価値は十分あります。
延命治療とかではなく」と言っていただいたので、この、ちょっと
頼りなさげな若い先生を頼ることにしました。


そもそも、ポピィを診ていただいている先生のところに行けば
良かったんちゃう?という話なんですが、実はおもちくんをお迎えした
ショップの人に、「そこはやめた方が良いですよ」と、違う病院を
紹介されました。
「そんなん言うてええの?」とはおもいつつ、以前ブログに書いた通り、
その先生には「セキセイ飼うのやめはったら」アドバイスをされて
いたこともあり、ちょっと行きにくかったので、紹介された病院へ
向かいました。
そういうのって営業妨害ちゃうんかな?と今となれば思います。
おもちくんのことを電話で伝えた時も、腹立たしいを通り越して
「もう、ええわ…この人らに言うても、無駄やわ・・・」と
遠い目になるような対応でした。老舗と言われるショップなのに
本当に驚きでした。

もちろんポピィは変わらず同じ先生に診ていただいてます。


おもちくんの治療とその間の過ごし方について:

☆1週間に1度のインターフェロン注射
☆経口で毎日、D-フラクションとタチオン
☆ケージは毎日ビルコンで消毒
☆放鳥時は着替えをして、ケージに入れた後に空間と自分自身と
 スリッパにアルヴィシャット噴霧
☆急遽、夫がアクリルケージを作ってくれました。
☆おもちくんは夏は一番涼しい玄関で隔離飼育、ポピィのいる部屋と
 の間にはドアあり
☆ベランダで日光浴をさせる時は、ポピィのいる部屋を通るので、
 大きなビニール袋で覆って移動
 通った後はアルヴィシャット噴霧

大人でも「えぇ~????面倒やな・・・」というこれらのこと
娘は黙って約束を守り、一生懸命お世話をしていました。

七夕の短冊を書いた時、娘のをふと見ると「おもちくんの病気が
治りますように」と、私と同じことを書いてありました。


もうこの時は、何が何でも治すしかない!!!!
と鼻から何かを噴射する勢いで、ドイツから免疫を上げるシードを
買い与え、「免疫を上げるには楽しい気持ちになるのが良い」と聞いて、
みんなに「おもちくんのケージ前を通る時は何か声をかけるように!」と
通達を出し、あまり推奨はできませんが、消毒の手間をいとわず、
毎日放鳥しました。

きゅうりが肝臓を守る(PBFDになった子は肝臓に負担が
かかるらしい)とどこかのブログで見て張り切って与えていましたが、
病院でケージの中を見た先生に
「へぇ~、キュウリ好きなんですか?」とちょっと失笑気味に聞かれ、
ことの顛末を説明すると
「キュウリが肝臓に良いとは聞いたことないです」と
あっさり言われました。またもや、ちーーーーん。

先生には「とりあえず半年、注射を続けたい」と言われていて覚悟を
していましたが、ちょうど3か月経った頃、「状態も良さそうですし、
再検査してみませんか?」と言われました。
まだ必ず、抜けた羽の軸には血が見られていたし、半信半疑、でも
先生を信じてみても良いかな・・・と思い、お願いしました。


結果は陰性。


いつも淡々としていた先生でしたが「僕も嬉しいです、
本当に。頑張って通ってもらってたし」
と喜んで下さいました。
そして、「もしかしたら、注射のせいじゃなく、この子自身の
免疫力で陰転したのかも知れませんし、いつ陰転したのかは
僕にも分かりません。」と仰いました。
「これで普通のインコさんと一緒です」と言われた時は、ほっとして
へたりそうでした。

頼りなさげと思っていたけど、よく考えたら注射の時は電光石火、
おもちくんは「ピー」と文句を言う暇もなく、そのせいか恐怖心も
少なくて済んでいたように思います。
何にしても、おもちくんは運が良かった、それに尽きます。

病院に通っている間、「普通に小鳥をお迎えしたかっただけやのに、
何でこんなことに・・・」と何度か思いました。

でも、おもちくんはうちの娘を選んだんじゃないかと今は思っています。
万が一にも、あのショップに返したりしなくて良かったなぁ・・・と、
同じリビングで、ポピィの真似をして楽しそうにお喋りしている
おもちくんを見ていると、つくづくそう思います。


うちにはポピィがいて、PBFDのことは私も知っていましたが、
まさか自分に降りかかってくるとは夢にも思っていませんでした。

セキセイインコはお安くお迎えできる小鳥さんですから、
それに比べてしまうと検査の費用はとても高く感じられるのですが、
そのおかげで陰転できた鳥さんがたくさんいます。
差し餌の間は、見た目ではほぼ分かりません。
お迎え検診がもっと広まれば良いなぁと思います。
そして、ペットショップはもっと考えて欲しい
あの時一緒にプラケースに入っていた子たちがどうなったのか、
今でも気になってしかたないです。


リビングに引っ越してきたおもちくん。

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今、ご自身のお迎えされたインコさんがPBFDと分かって
悲嘆にくれておられる方が、何を一番に知りたいか、
それをここに書けているか、自信がありません。

私が皆さんにそうしていただいたように、私にわかることでしたら
何でもお答えしたいと思います。

突然で失礼?ぶしつけ?いいえ、全然そんなことありません!!


そして、今、PBFDと戦っているすべてのインコさんと
その飼い主さんを心から応援しています。



てしごと関連は、また別の日に♪

今年もよろしくお願いします。

2018年01月11日 | 我が家の鳥たち ポピィ おもちくん
今年の抱負。ブログをほったらかさない
低い目標で頑張ろう・・・


今日は、うちのインコさんの話。


2016、「あけまして」ブログを書いてから、春、うちには娘の強い要望で
可愛い小さなセキセイインコがやってきました。
家に連れて帰る前に、お迎え検診なるものに連れて行き、その検診で
PBFDという恐ろしい病気が発覚。

頭は真っ白、そして襲ってくる絶望感。
狂ったようにネットを検索しまくり、初めて訪れたブログで不躾な質問を
したり・・・皆さん、親切で優しくて、本当に有難かったです。

PBFDのことを記録に残して下さった方々のおかげで、どんなに救われた
ことか・・・

それなのに、私にはそんな余裕などあるはずもなく、これまできてしまって。
今更ながら、もしどこかから辿り着いた方のためにも、記録に残そうと思い
ます。

とてもとても長くなると思うので、少しずつ。

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私には、ちょっと第六感みたいなのがあると思うのです。
セキセイインコをお迎えすることに、なんとも言えずモヤモヤしたものが
あって・・・

オカメインコはどうか?なんならウロコインコとか?
と勧めてはみたが、決めたら変えない娘。

ポピィのかかりつけの獣医さんには「セキセイなんか飼うのやめはったら?
PBFD蔓延してますよ。」と言われる始末。

「そやけど、そんな怖い病気、めったにないやろ・・・」と心にふつふつ
湧きあがる不安を打ち消しつつのお迎えでした。

連れて帰ったその日から、念のための隔離飼育でしたが、その数日後
から、ハラハラと羽軸の黒い羽根が抜け始めました。
我が目を疑う瞬間でしたが、娘の手前、平静を装い、心の中では
「やっぱりか・・・」と後悔でいっぱいに。

なんで強引にでもオカメとか文鳥にせえへんかったんやろ・・・
今後ポピィにうつったりしたらどないしたらええんやろ・・・

オカメインコやフィンチ類がPBFDに罹患することは稀らしく、娘に
もうちょっと強く、
「そんな怖い病気やったらえらいことやから、オカメか文鳥にしとこう」
と言えなかった自分が全部悪い、と自分を責める毎日でした。

2週間後、検査の結果が出たことで、疑惑は確信に変わり、
即、治療が始まりました。

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ビーズは変わらず、ボチボチしています。

2015の年末に娘とアート&手作りバザールに行って、
「私らもお店出したいなぁ!」と盛り上がっていたが、PBFDの一件で
それどころではなくなり。
・・・それどころじゃなかったよなぁ~、と言い続けて今に至る(^^;)


ひとまず、今は平和に過ごしていることを記して、
また後日に続きを書こうと思います。


あ、それから、今年のキクスイさんのカレンダーにポピィが載って
ます!


ポピィは年末年始なぞ関係なし。「かしたろか?」と言っております。