2008-06-02 UP
ビュビュビュビューン!
以前書いた、 小説 「海が見える!」 を ブログに載せたいと思う。
だが、そのまま載せるのも能がない。
ならば 書き写しながら、書き換え・書き加え・・・
そうやって もとの 「小説」 の時間と、それを書き換える 今という時間の間に、
もう一つの「物語り」を 見つけたい、と思っていた。
だけど・・・、
と、小説 「海が漏れる!」 は すでに始まっている。
********************
「海が見える!」 は、 「小説」 を気取っていただけ。
自分の 心の軌跡を追いかけた、闘病記みたいな ものだ。
(と言っても 病気だったわけじゃない ・・・ と、 思う ・・・)
その文章は、 読むに耐えない 「恨みがましさ」 に 溢れていた。
振り返って読むたび、 いたたまれない 「いやらしさ」 を 感じる。
なのに 何度も読み返した。 そして 延々と 書き換え続けた。
でも それは、 とても 幸せな時間だった。
誰かに 何かを伝えたくて 堪らなかった。
そのくせ、 忘れたかった。
そんな 相反する 心の意味を、今度こそ 探ってみたい。
・・・ でも、 何を伝えたかったんだろう?
・・・ 一体、 何を 忘れれば良かったのか?
当然、読む人にも 一種の 不快感を与えると思う。
でも あえて、その 「不快感」 の意味も 探りたい。
・・・ できることなら、 アッケラカン と。
********************
2002年から 2006年にかけて、
おれは、その 小説 「海が見える!」 を印刷し 友人・知人に配った。
各ページ、 それなりに レイアウトした。
当然、表紙もある。
凝っているわけではないが、このデザインにも 愛着がある。
これを、どうやって ブログに載せよう?
ここで、ふと思ったのだ。
そのまま画像に変換して、載せてしまおう。
-表紙-
そうか、これで良いん ジャン!
********************
おれは その 「パンフレットのようなもの」 を、 4年かけて100部ほど 作った。
読み返しては 手を加えたので、だんだん厚みを増していく。
話は どんどん、複雑に絡まりあっていった。
すると ・・・、ストーリーと現実が シンクロし始めた。
書いている事が 実際に 起こる。
思い出したい事が、 あちらから やってくる。
こんな事を書いたら、 登場人物が 嫌がるだろうな ・・・
と、 思っていると 文書が 消えてしまう。
過去と今が、 話と現実が 入り混じるのだ。
おれは、 どっちの世界で 生きているんだろう。
「海が見える!」 どころではなかった。
目の前に、 「海」 が 溢れていた・・・。
やばいぞ、これは!
だから2年前、作業を打ち切った。
おれは 現実の世界との つながりを 確かめたくて、 アート評を 書き始めた。
「感想文」 にしか過ぎない文章だが、 いくつか 書いた。
すると いつのまにか、 そこにも 「海」 が 漏れ出していた。
********************
この 「小説のようなもの」 に関する限り、
もう一つの 「物語り」 など、危険 極まりないのだ。
・・・で、おれは 決めた!
同じ過ちを 繰り返さないために、
この 「・・・ のようなもの」 は、 文書でなく 画像でアップさせよう!
「過去の文章」 を jpg に 封じ込め、
それを振り返る形で、 あらたな 小説 「海が漏れる!」 を 立ち上げてみたい。
「海が漏れる!」 を 書く事により、 漏れ出す 「海」 を 堰き止めるのだ!
ただし おれの中では、 「海」 は 既に 溢れ出している。
このブログも、SANPOも、今後の舞台も、・・・ 人生も、
小説の 一部分に 過ぎない ・・・ 、 かもしれない。
「海」 に足を取られないよう、 気を付けたい。
********************
表紙をめくる・・・
-表紙_見返し-
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2008-06-02 00:44:54 up
ビュビュビュビューン!
以前書いた、 小説 「海が見える!」 を ブログに載せたいと思う。
だが、そのまま載せるのも能がない。
ならば 書き写しながら、書き換え・書き加え・・・
そうやって もとの 「小説」 の時間と、それを書き換える 今という時間の間に、
もう一つの「物語り」を 見つけたい、と思っていた。
だけど・・・、
と、小説 「海が漏れる!」 は すでに始まっている。
********************
「海が見える!」 は、 「小説」 を気取っていただけ。
自分の 心の軌跡を追いかけた、闘病記みたいな ものだ。
(と言っても 病気だったわけじゃない ・・・ と、 思う ・・・)
その文章は、 読むに耐えない 「恨みがましさ」 に 溢れていた。
振り返って読むたび、 いたたまれない 「いやらしさ」 を 感じる。
なのに 何度も読み返した。 そして 延々と 書き換え続けた。
でも それは、 とても 幸せな時間だった。
誰かに 何かを伝えたくて 堪らなかった。
そのくせ、 忘れたかった。
そんな 相反する 心の意味を、今度こそ 探ってみたい。
・・・ でも、 何を伝えたかったんだろう?
・・・ 一体、 何を 忘れれば良かったのか?
当然、読む人にも 一種の 不快感を与えると思う。
でも あえて、その 「不快感」 の意味も 探りたい。
・・・ できることなら、 アッケラカン と。
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2002年から 2006年にかけて、
おれは、その 小説 「海が見える!」 を印刷し 友人・知人に配った。
各ページ、 それなりに レイアウトした。
当然、表紙もある。
凝っているわけではないが、このデザインにも 愛着がある。
これを、どうやって ブログに載せよう?
ここで、ふと思ったのだ。
そのまま画像に変換して、載せてしまおう。
-表紙-
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おれは その 「パンフレットのようなもの」 を、 4年かけて100部ほど 作った。
読み返しては 手を加えたので、だんだん厚みを増していく。
話は どんどん、複雑に絡まりあっていった。
すると ・・・、ストーリーと現実が シンクロし始めた。
書いている事が 実際に 起こる。
思い出したい事が、 あちらから やってくる。
こんな事を書いたら、 登場人物が 嫌がるだろうな ・・・
と、 思っていると 文書が 消えてしまう。
過去と今が、 話と現実が 入り混じるのだ。
おれは、 どっちの世界で 生きているんだろう。
「海が見える!」 どころではなかった。
目の前に、 「海」 が 溢れていた・・・。
やばいぞ、これは!
だから2年前、作業を打ち切った。
おれは 現実の世界との つながりを 確かめたくて、 アート評を 書き始めた。
「感想文」 にしか過ぎない文章だが、 いくつか 書いた。
すると いつのまにか、 そこにも 「海」 が 漏れ出していた。
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この 「小説のようなもの」 に関する限り、
もう一つの 「物語り」 など、危険 極まりないのだ。
同じ過ちを 繰り返さないために、
この 「・・・ のようなもの」 は、 文書でなく 画像でアップさせよう!
「過去の文章」 を jpg に 封じ込め、
それを振り返る形で、 あらたな 小説 「海が漏れる!」 を 立ち上げてみたい。
「海が漏れる!」 を 書く事により、 漏れ出す 「海」 を 堰き止めるのだ!
ただし おれの中では、 「海」 は 既に 溢れ出している。
このブログも、SANPOも、今後の舞台も、・・・ 人生も、
小説の 一部分に 過ぎない ・・・ 、 かもしれない。
「海」 に足を取られないよう、 気を付けたい。
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表紙をめくる・・・
-表紙_見返し-
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2008-06-02 00:44:54 up