先代 ◆ SANPO な ブ・ロ・グ

村田 青朔 が 一所懸命 書き綴る
「踊り」 だとか 「アート」 だとか
その 周辺の事
「小説」も 載せたい

【夢】 1月3日、明け方の夢

2009-01-04 |  「夢」 だったのか!?
2009-01-04

昨日、 えらく理屈っぽい 夢を見た。
ブログに 載せようと思って書き始めたけど、 メンドクサイので やめようと思った。
アホっぽいし、 矛盾だらけだし。

でも、 アホっぽいのは 夢なんだから しょうがない。
それを 見ちゃったんだから しょうがない。

せっかく書きかけたので、 も一度 よく整理して 載せる事にした。


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2009-01-03

「夢」 の 話の前に、 ひとつ 前振り。

以前からの 感覚なんだけど ・・・、

もし時間が「川」のように流れているとしたら、 今という瞬間は 点ではなく そこに 突き刺さった 「杭」 みたいなものである。 直線と言っても良い、 長さという 量と 川の流れとは異なる 方向を持つ。 なので、 今が 過去になったとしても 「杭」 は 流れの中に 永遠 (?) に 存在する。 (仮説 1)

点は いくら集まっても 線に ならない。 だけど 並べれば、 点線になる。 ところが 実は、 線というのは すべて 点線であるかもしれない。 ならば 面も立体も 同じ事。 「存在」 は スキマだらけであることによって、 存在する。 量を持つ。 (仮説 2)


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で、 今日見た夢は というと、

時間が 「川」 のように横方向に流れていると するならば ・・・、
瞬間は 「杭」 は 当然、 垂直に 突き刺さっている。

だけど、 「川」 は 高い所から 低い所へ 流れているので、重力の影響を 受けている。
いっぽう 「杭」 は、 重力と同じ向きに 立っている。
ようするに、 時間も瞬間も 重力と無関係ではない。 (夢のテーゼ 1)

瞬間と言う「杭」 は 一本の線であるが、 時間の流れの中で生きている 「おれ」 は、
「杭 = 線」 が 束になった形で 存在している。
「おれ」 は、 たくさんの 瞬間が 寄り集まった 「塊」 である。
そして 「塊」 は 面を通り越して 立体であるので、 過去も未来も 含み ここも あそこも 含む。
「おれ」 は そのように、 今 存在している。 (夢のテーゼ 2)

そして 根拠なき 核心 (= 確信) の夢。
だから、 「存在」 は 「踊り」 である ・・・(夢のテーゼ 3)

以上 でした~ ・・・ !?!?!??



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2009-01-04 19:57:32 up

【夢】 夢の夢  (@今しがたの昼寝)

2008-08-30 |  「夢」 だったのか!?
5分ぐらいの、 短い うたた寝。
その時見た 邯鄲の夢、 みたいな 簡単な夢。

ただし 「起承転結」 的な 分かり易さ、 とは 違う。
いろいろ 絡み合うから、 複雑 と 感じさせるかもしれない。

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構造は シンプル。

最初の夢を 見た。 → ①
その夢が 夢の中で、 忘れていた 子供の頃の記憶を 呼び起こし、 → ②
その記憶が、 最近見た 夢のような光景と 結びついて、 → ③
その後、 はっきりと 覚醒した。 → ④

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① 最初の夢。

直径5m 深さ3m ほどの 穴を掘り、 水を入て 池を作った。
睡蓮を 100株ぐらい、 植木鉢のまま 沈めた。

それを見ていた男の子が 自転車に 乗ったまま、 池の中に 入っていった。
その男の子は、 オレだった。

泥と藻で 濁った水。
上から光が差し込んでいるため、 暗くはない。

睡蓮の茎が 何本も、 目の前に 揺れていた。
植木鉢に ぶつからないよう 避けながら、 自転車で 睡蓮の林に突入する。

苦しいかもしれないと 不安は あったが、 苦しくはなかった。

で 茶色いような 緑色のような、
ゆらゆら蠢く景色を 見ていて、 思い出した。

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② 夢の中で思い出した、 過去の 記憶。

小学校 4年の頃、 当時は 二子玉川の 近所にも 畑がたくさんあった。
皆と遊んでいて、 オレは 「肥溜め」 に 落ちた事がある。
頭から 落ちた。

なぜ 落ちたのか、 覚えていない。
どう、 這い上がったのかも 分からない。

直後でさえ、 記憶が 飛んでいた。

誰も 助けて くれなかった。
夢中だった。

覚えているのは 黄色いような 黄緑色のような、 明るく 漂う モヤモヤ。
そして、 匂い。

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③ 夢の中で 子供の頃の記憶が甦った 瞬間、 もうひとつ 気付いた。

先日、 このブログの 【アート】 コーナーで アップした、
エミリー・ウングワレー展 の文章。

あそこで書いた、 展覧会場に入ってすぐのところに 並んでいた 22枚の絵。
あの世界は、 「肥溜め」 の中の光景 そのものだ。

「肥溜め」 の記憶は、 黄緑色が 基調。
絵のほうは、 水色とかピンクとかもあって 色鮮やか。

けど 世界は まったく同じ。

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④ ここで、 はっきり 目覚めた。

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あの文章のタイトルが 『大地の夢』 。
遠い記憶を 感じさせてくれる 夢のような 展覧会。

香しき、 夢の夢!

ちょっと出来すぎた 冗談みたいだけど、 夢も 記憶も ウソではない。

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そんな夢の事を 書いちゃうと、 エミリー・ウングワレーの作品を、
汚らしいものと 感じさせてしまう かもしれない。

匂いまで 呼び起こす必要なんて、 ないのかもしれない。

だけど 夢見ちゃったんだから しょうがない。
思い出しちゃったんだから しょうがない。

オレ的には、 ただ ただ 感慨 深いだけ。

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もちろん エミリー・ウングワレー展を 落とし込めようなどという 意図は、
これっぽっちも ない。

とても 素晴らしい、 美しい 展覧会だった。

・・・ この世のものとは 思えないほど。

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やはり そうだ。

もう1人の オレは、 いや 本当の オレは ・・・ かもしれないが、
ヤツは、 10才の時に 死んだのだ。

今の世界は、 その子が 「肥溜め」 の中で 見ている 「夢」 なのだ。

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汚いものも、 臭いものも、 感動に 結びつく。
「美」 に 結びつく。

マクベスに登場する 魔女の言葉 だったっけ ・・・、
「綺麗は汚い 汚いは綺麗」

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オレは 『大地の夢』 のなかで、
「大地の広がりが消され、天地の意味付けが与えられている」
と、 書いた。

そう感じたはずの オレが 見た 最初の夢は、
空間的に 閉じこもった、 狭い 世界だった。

小さな 池の中。
上からの 光り。
明らかに、 縦の世界。

だが、 キリスト教的な 「天地」 とは ちょっと違っていた。
もう少し 混沌としている。

世界の意味が、 幾つも 重なっていた。
夢 ・ 記憶を通じて 、 横に 広がっていく。

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オレは 子供の頃から、 宗教的な意識が 薄い。
というより むしろ、 拒否して きた。
現時点でも 無宗教である。

とは言え この国で 生まれ育つあいだに、
仏教的 (?) な美意識は 染み付いている。

仏教を信じている と言う事ではなく ・・・。

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今考えると この夢、 「序破急」 の流れだ。
「能」 の台本を 作れるかもしれない。

① 序  ② 破  ③ 急 で、 ④ 退場 ・・・ かな?

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オレは 昔から 時々、 池の夢をみる。

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エミリー・ウングワレー展  大地の夢



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2008-08-30 16:01:30 up

【夢】 差し入れ  (@今朝)

2008-07-16 |  「夢」 だったのか!?
変な夢だった、 ・・・ いつも変だけどさ。

これまで王様なんて、おれの夢に 出てきた事はない。
初めてのパターン。

女房が、定期的に王様の后にされていた。
おれが文句を言いに行くと、王様と一緒に、大きなタイツをはかさせられた。
同じ1つのパンツを、同時にはくのだ。

王様のぶよぶよのお尻が、おれの肌に触れる。 拷問だなと思った。

で、どうだったのかはよく分からない。あまりいい感じの夢ではなかった。


でも最後に女房から、差し入れが届いた。
アイスキャンデーだった。

嬉しかった。


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2008-07-16 07:48:14 up

【夢】 「オ」の字   (@ さっきの転寝)

2008-06-22 |  「夢」 だったのか!?
みんなでおどりながら、人文字の写真を撮っていた。1人が一つの文字を担当する。

おれは、カタカナの「オ」の字になろうと、苦労していた。ひじを曲げたり、足を伸ばしたり。 一所懸命だった。流れる「オ」は もういいから、次は かっちりした「オ」が欲しいとか言われて、ウンウン言っていた。


そこにいるのは、おれAと、もう1人のおれBと、おれとは別のおれCと、Cの相棒のおれ。

Aは、ただのおれ。Bは 凄く近い間柄だけど、ちょっと気取ったやつ。CとDのことは、よく知っているんだけど、格が上。というか、オヤジとオフクロかもしれない。
Bは、女房かもしれない。でもそんな感じが漂うだけ。みんな、おれ。

それぞれ違う文字を担当して、組み合わせれば言葉になるはずだったのに、いつのまにか4人とも、「オ」の字になっていた。それで、みんな おれなんだな、と気付いたのだ。

姿は見えないけど、カメラマンがいて、ディレクターがいて、それも多分おれ。「オ」の字の、批評家までいた。 他にも たくさんの人が おどっている筈なんだけど、見当たらない。

今考えると、「オ」の字はダンスしてるなあ。



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2008-06-22 15:05:16 up

【夢】 ケーキ屋さん   (@今朝)

2008-06-19 |  「夢」 だったのか!?
用事があって、知り合いの家に行くはずだった。 慌てて飛び込んだら、お隣りのケーキ屋さんにいた。

店の人に 「ここで食べられますか?」 と聞いた。 ケーキなんか食べたくないのに ・・・。 「どうぞ」と言われる。 ほわほわした生クリームたっぷりの、大きなショートケーキが1つ80円ぐらい。 安いから良いだろうと思う。 「では、モンブランみたいなヤツ」 と言うと、今あったのに、もうない。

店じまいを始めて、ぜんぶ布で覆われている。 「終わりですか」 と聞くと、 「まだ良いですよ」 といって、紫芋のソフトクリームを出される。 だが、ソフトクリームなのに乾燥している。 いかにも古い。

もっとフワフワのヤツと言うと、じゃあこれ といって、大きなアップルパイが 丸ごと出てくる。 パイが網目みたいになったヤツ。 でも中には何も入っていない。 さっきのソフトクリーム以上に、バリバリに乾いた感じ。 ちっともフワフワではない。 嫌なのに、買わされる。 大きいので780円だった。 騙された。

店の奥に座敷があって、折りたたみのテーブルが並んでいる。 食べようとしたら、中に入っていた蜜がこぼれる。 何で蜜が入ってたんだろうと思っていたら、蜜ではなくコーヒーをこぼしたらしい。 ブラックコーヒーなので黒い液体。 あわてて、そばにあった黄色いタオルで拭いていたら、店のお姉さんに怒られた。 よく見るとテーブルの上にこぼれていたのは、ベトベトしたお好み焼きのソースだった。

隣りの家に行かなくちゃと思うが、誰の家なのか、どんな用事だったのか思い出せない。


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2008-06-19 14:42:30 up