街の魅力を全国に発信するのは色んな方法がありますね。観光スポットやお祭りやイベントを紹介するのが一般的な手段ですが、今回は明治以降に残る文化「バナナの叩き売り」です。その発祥は門司港だと言われています。バナナが日本に輸入されたのは明治36年(1904年)頃。輸送中に蒸れたバナナをできるだけ早く処置しようとして、露天商等が売りさばいたのがこの叩き売りの始まりと言われています。それが当時の輸入港「門司港」なのです。今やこの文化は映画「男はつらいよ」で寅さんこと渥美清が演じて有名になりました。発祥の地門司港には「バナナの叩き売り保存会」もあるとか。さらに、バナナ姫ルナさんというキャラクターも誕生しました。ルナさん、実は北九州市の職員なんですね。こうしてこの文化は北九州の魅力の一つとして発信中です。
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