酒とジャズと草刈りの日々

腰痛持ちのおじじ

1.21坪のリハビリ生活。隠蔽捜査を読む。

2021-08-29 20:27:59 | 読んだ本

訪れていただきありがとうございます。

 今日はリハビリはお休み、さりとて

早い復帰を目指したのに、歩かないと感覚も鈍る。

周りが不思議がられるぐらいに、立ち上がるのが

楽になった、

 食堂で座るのに、必ずスタッフの方々は

後ろに付き後ろにひっくり返らね様、

椅子を私に合わせて寄せて下さる。

 レストラン、記者会見がホテルなら

テルマンの動きですね。

元気でレストランなら、わるくないが。

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  時間がたっぷり有るので隠蔽捜査の

続きを一気に読みます。実に面白い。

警察官の不祥事、まして殺人となると

全国の現場の名誉に関わるから隠す。

 と、言いながら幹部の引責、出世が大事と。

国松高じ警察庁長官の事件を引き合いに

キャリアの右往左往を

竜崎警察庁課長と 警視庁刑事部長の絡み合いで

描く。

 暇に任せ、中盤からラストまでを

手に汗を握る??ながら読みました。

 組織の実情がよく分かりました。

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誰もが隠したい事は有ります。

何かが起こった時、はい と認めるか、

隠すか。 その為に嘘にうそを重ねて

事態を大事にする。

 迷いますね。

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この本は、第一作。

私は、主役の息子の犯罪を打ち明け

降格されて、大森警察所長に成ってからを

ドラマで見ました。

 なので、杉本哲太さんと古田新太さんの

顔と声が浮かび、重ね合わせて

面白かった。

 本に最初に出会ったなら

分かりにくかった。

 最後は伊丹との友情、

家族のありがたさに、じーんと来ました。

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解説にこれは 家族ドラマでも有るとあり、

思い出した。 映画 五つの銅貨。

 田舎から都会に出たラッパ吹きが

ダンスのための当時の曲をベニーグッドマン楽団の様に

スタイルを作ったストーリー。

 レッドニコルズの実話を

ダニーケイの名演とサッチモ達が演じます。

 主人公と歌い手の母親が

全米に公演に回っている。

ラジオで全米に轟いた新しいスタイルに

幼い娘を家政婦に任せきりで留守にする。

 ラジオを聞いた娘は母親を探しに

雨のなか外に出た。

其れが元で小児麻痺を発症、足が立たなく成る。

 それ以後、バンドから身を引き

一生懸命リハビリ道具を庭に作ったりします。

 これは、ジャズやビックバント好きな方は

観たかもしれない。

 最後のシーンは

私の娘と重なり、涙が止まらなかった。

 是非ともレンタルでもご覧ください。

家族映画です。

 

 

  

 

 


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