もう9話が放映されたんですね。時が経つのは早いものですね。
ブログを始めた当初は1話1ネタで、放映に合わせて描こうと決めていたのですが、絵がねぇ、難しいですねぇ。ペースが追いつきませんねぇ。でも、楽しく描けるようになるまで、どうか長い目で見てやってください。
それでこのままいくと、2月もあっという間に過ぎて、すぐ3月3日のロマンアルバムの発売になってしまいそうなので、絵ネタを後回しにして、先に考察の第2弾を書いてみようと思います。
では、いよいよ「電脳コイル」というタイトルの謎を解読していきます。と、その前に、私たちの世代にとって「暗号」とは何かから始めたいと思います。
「暗号」とは何か?
その予言に寄ると、1999年7月にこの世は終わるハズでした。そう、かの有名なノストラダムスの大予言です。私たちは「そんなの当たるわけないよ」と言いながらも、「もし当たったらどうしよう」と少しだけ心配をしていました。ノストラダムスの大予言は、後生の人が曲解した解釈をして出来たものだと言われています。でも、予言(これ、ヨハネでしたすんません)の中に出てくる「にがヨモギ」とは、チェルノブイリ原発事故(1986年4月)の事を予言していたのだ!と、当時一番信頼していたコンピュータ雑誌「Oh!MZ」の記事を読んだ時には、「こりゃヤバイな」と身震いしたものです。それに影響を受けた私は、ノストラダムスからの大予言を解読することにより、1999年7月以降も生き延びることが出来るのだと曲解し、ノストラダムスの大予言を熱心に調べたものでした。(笑)
ノストラダムスの大予言の解読には、アナグラムという言葉を入れ替える手法が用いられました。暗号化された言葉(文字)を前後させることにより、真の意味が出てくるというものです。もちろんノストラダムスさんは異人さんですから、異国語で考えないとなーんの意味もありません。でも、当時の私はそんなことも気にせず、アナグラムという面白い言葉遊びを覚えて、友達を捕まえてはダジャレで遊んでいたものです。その習慣が2008年の今日まで続き、親父ギャグメーカーとして実を結ぶことになったのでした。
おい!1999年7月の話は!え?そんなもん2000年問題の対策で忙しくて、予言のことなんかすっかり忘れてましたよ。
そんなワケで私たちの世代にとって「暗号」とはダジャレのことであり、それを解読したり、または作成をして楽しむものであると宣言したいと思います。ちなみに私たちの前の前の前の世代は戦時中ですから、こんなこと言ったら殺されますよ。(どっちも真に受けないように)
さて、それでは「電脳コイル」というタイトルの暗号を解読していきます。
「電脳コイル」の暗号を解け!
まずは順番を替えて「コイル」からです。
これはどんなに考えても判りませんでした。そこで、電脳のことは電脳に聞いてみようと、絵もコレで描いている、愛機シャープのZaurus SL-C3200(ちなみにMZの精神はMebiusとZaurusに引き継がれています。)に入っている、マルチメディア辞書で検索してみました。すると万葉の時代の言葉にそれを見つけることができました。
こ・いる【恋いる】コヒル
①心ひかれる相手に会いたいと強く思う。亡くなった人などを慕い思う。
これの後者の意味ではないでしょうか?
-
イサコは亡くなっ(てい)た兄を慕い求め。
-
ハラケンは亡くなったカンナを慕い思い。
-
メガ婆はポックリ逝ってしまったおじじを慕い思ひ。
しかも全てに電脳が絡んでいる。そう考えると、しっくりくるのではないでしょうか。
特に「コイル探偵局」というのは、4423医療空間からおじじの電脳体を探して連れ戻すために、仕方なく若者の力を借りて作ったと考えられないでしょうか?それほどまでにメガ婆はおじじの事が好きだったんですよ。うん。
これらの螺旋状に入り組んだ、3つの思いを全て解決したヤサコは、「やっぱり主人公なんだな」と、ヤサコファンとしては声を大にして言いたいです。
次に「電脳」の暗号を解読です。
この電脳という言葉は、元々SF小説などでコンピュータという外来語を日本語訳する時に、「電子頭脳」と訳されていたのが省略されて「電脳」になったようです。ここで扱う言葉も原点に戻って「でんしずのう」にして始めます。
この「でんしずのう」をまず「でんし」と「ずのう」に分解します。
次にここでアナグラムの登場です。「でんし」は「死んで」と読み替える事ができます。そして「ずのう」は「渦(コイル)の」と読み替える事ができます。
これをまたくっつけると「死んで渦の」ようになる事を表し、
つまり「電脳コイル」とは、前の「電脳」が後ろのコイルを表し、後ろの「コイル」が前の電脳を表しているという、言葉自体も螺旋状になった超高等のダジャレだったのだ!!(AA略)
多分ね。
「黒客(へイクー)」という中国語が出てくるから、「電脳」も中国語だろうという線は、磯さんが蒔いたミスリードで、純粋に日本語で考えられたタイトルだと思います。
以上 あー、スッキリした。
なお、今回のネタは元々「電脳コイル」とは言葉自体には意味が無く、「天中殺ブーム」のように、「おどろおどろしいイメージを植え付けたかったから、後付けで考られた言葉だ。」と書こうとしていたものを取りやめて書き直しています。もし、「天中殺」のような意味だったら大笑いしてやってください。
P.S アニメ好きの元Oh!MZのライターの皆さん。誰か電脳コイルにハマってませんか?もし、ハマっていたら雑誌に採り上げてくださいよ。よろしくお願いします。そのうちこのブログで「猫とコンピュータ」ネタも書きますよー。
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