[読了:4,5分]
過去記事でも取り上げているように、
GREEの探検ドリランドにはカネをつぎ込んでいました。
でもやめました。
(現在Lv.30)
三ヶ月でトータル4万円ほど使いました。
◆これまで
ボスをみんなで倒したり
カード手に入れたりそこそこ楽しみました。
Techcrunchなどでも取り上げていますが、ドリランドの売上は相当高いと思います。
というのも年末に入っての課金イベント(下の画像はそのイベントのバナー)が立て続けに入りました。
“1回300円の課金して行うガチャ”のみ手に入るカードをコンプリートすると
限定カードがもらえる、という仕組みです。
課金ガチャと言っても全てのカードが対象になるので
現在500種類近く出ているカードのうちのたった8枚を引き当てなければいけません。
コミュによるとこのイベントだけで8万円使った人もいるとか...
(※なぜ使ってしまうのか、に関しては賛否両論ありますが前記事ご参照ください)
さすがにぼくの周りの重課金ハードユーザーも離れるようになりました。
◆未来、そしてソーシャルゲームでまだ一発当てたいと思っている方へ
3つ提言があります(これがやめる理由でもあります)。
1.(よく言われているけど)ユーザーインターフェース
カードゲームで最も重要なのは
カードを売ったりしながらゲーム内の通貨を増やしたり育てることです。
売る際のフロー画像を見てください。
1.ダンジョン
2.探検する(「続けて冒険する」を押す)
3.アイテムが..
4.ノーマル(貴重価値無い)カードが手に入ります
5.いらないので売るために下部「カード」ボタン押し、「売る」ボタン押します
6.確認
7.完了
8.下部の「マイホーム」押し、
9.マイホームから「探検に行く」を押し
10.またダンジョンへ...
ボタンを押すのが多いこと、
そして通信しているので電波が悪い山手線などはこの作業だけでフラストレーション貯まります。
スマートフォンユーザーが今後増えるなか、
ケータイのポチポチ押すのとは違うUI設計を心がけるべきです。
2.将来的なゲームバランスの設計
途中でかなり嫌気が差してしまったのが、
これまで“最強”だったSR(スーパーレア)と呼ばれるカードがあったのですが、
SSR(ダブルスーパーレア)という上限値をさらに上回るカードを出してしまいました。
ノーマル
SR
SSR
上限値を上回るカードが簡単に出てしまうことで、これまでのゲームバランスがおかしくなり、
トレードなどで頑張って育てている古参ユーザーの優越感を損害してしまいます。
3.終わりの無いゲームを作ってはいけない
まあそもそも暇つぶしなのでこれは感情論かもしれないですが...
いくらイベントを重ねても、いくら芸能人を起用しても、
同じことの繰り返しは飽きていきます。
ゲームをやっていても、ラスボスを倒すなどの目標が無いため、
目標なき物語にはモチベーションが生まれません。
かつてロマサガ2をやったときの七英雄をクイックタイムなしで倒した時のあの感動を、
FF5でオメガと出会ってしまった時のあの興奮を、
これからのソーシャルゲームは体現すべきではないでしょうか。
今はPS Vitaを楽しんでいますw
ではまた。
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