サロベツでのびのび育てるママの会             ~さろママ・イベント情報・ニュース・活動報告~

北海道は道北、豊富・幌延・稚内市にまたがる広大なサロベツ原野。その広~い空の下でのびのび遊ぶママの会の情報発信です。

親子で体験!”カヤニファームでたまご拾い♪”を開催しました!

2016年06月27日 | 28年度活動報告(農場体験等)
6月24日(金)、今日はカヤニファーム♪とわくわくしながら朝起きると、なんと雨・・・
ザー/////o(゚o゚;)o/////ザー
前日まではやっと夏がキタ~~という晴天だったのに、どうしてー(ToT)

そんな天候の中、参加の10組の親子の皆さんは定住支援センターに集合、子どもたちと一緒に「カヤニファームに着くまでには雨が上がりますように!」と空にお願いをして出発!

するとどうでしょう!カヤニファームに着いたら・・・本当に雨が上がった~~~!!!みんなの願いが通じました\(^o^)/ ということで、親子で体験第2弾「カヤニファームでたまご拾い♪」スタート!

カヤニファームは稚内市上勇知にある最北の平飼い養鶏場で、約400羽のニワトリを飼育しています。こだわりの有精卵“宗谷のしおかぜたまご”は、宗谷のサケや利尻昆布、米、小麦など道産100%の材料を、独自の配合でブレンドした餌を食べた元気なニワトリから産み出されています。

まずはカヤニファーム代表の伊藤香織さんにご挨拶。さすがです。もうニワトリを抱えてる!「ニワトリさんは何を食べるかな~?」と質問すると、子どもたち「卵!」(^_^)“ニワトリ=卵”というイメージはあるみたい。他には~?と聞くと「トウキビ!」「草!」大正解!


正解が出たところで、早速外の鶏舎にいるニワトリさんたちに、周りに生えている青草を取ってあげてみます。みんな真剣!ニワトリさん、青草を食べる、食べる。


香織さんに抱かれているニワトリさんにも!

ここで一人のママから「ニワトリのまぶたって、下からくるんだ~!」そう、人間はまぶたが上にあって目をつむると上から降りてきますが、ニワトリさんは下からまぶたが上がってくるんです。間近で見られたからこその発見でした!

さあ次はニワトリさんの大好物、ミミズを探しに出かけます。雨上がり、丸太の下の湿った所にたくさんいました!ひるまずつかむ子、うわーっと目を見張る子、様子をママの陰から見守る子、手にしたミミズをじっと見つめる子・・・それぞれがそれぞれのやり方で観察します。
 

バケツに集めて、またニワトリさんにあげに行きます。これまた青草以上の食いつきよう!ミミズは重要なタンパク源になるそうです。


そろそろニワトリさんに慣れたかな、というところで、今日のメインイベント!たまご拾いのお時間です。メインの鶏舎にみんなで順番に入ります。

カヤニファームの鶏舎にはニワトリさんが卵を産むための産卵箱がしつらえてあり、そこで産んだ卵が外側の通路にある箱にころころと転がってくる仕組みになっています。これは雌鳥が卵を産むのに暗くて狭い場所を好む性質を利用した物だそうです。良く考えられてるー!ニワトリさんのお部屋に入らなくても卵が集められるようになっているので、小さい子でも怖がらないで、またニワトリさんをびっくりさせることもなく、卵を拾うことができました(^_^)

箱の蓋を開けると・・・産みたての卵がたくさん!割れないように大事にそーっと、手にしたボウルに移していきます。みんな卵を落とさないように集中しています。


みんな一仕事終えて、ホッとした表情。たくさん拾えたね~。


お仕事のあとは~、お待ちかねのランチタイム!今拾ってきた卵をみんなでお料理します。準備が整うまで、卵の絵本「あれこれたまご」。さぁ何が食べたくなったかな?


メニューはスクランブルエッグと目玉焼きにしました!二手に分かれて、調理開始!できる子は卵を割ってお手伝い。割ったとたん、きれいー!!の声。そう、カヤニファームの卵の黄味はきれいなレモン色。よく見るオレンジ色の黄味の色はトウキビなどの輸入飼料や色素の入った餌によるもので、カヤニファームではそういったものを餌に入れていないため、黄味がレモン色なのだそうです。

さすがはママ、お腹減ったー!とワイワイ言い出す子どもたちをあやしながら、手際よく10組20人分の料理を作っていきます。素敵です(*^^*)

食事の準備が整ったところで「いただきます!」。早速卵をぱくり。「おいしーい!」拾いたて卵の新鮮さはぴかいち!美味しい卵がさらに美味しく感じます。今回はカヤニファームの卵で作ったマヨネーズをお野菜につけて食べたり、希望者には土鍋で炊いたごはんでTKG(卵かけご飯)のオプションもありました!


お腹もいっぱいになったところで、今月お誕生日のお友達にメダルとハッピーバースデーのお歌をプレゼント。その後みんなにラングドシャのおやつが配られました。マヨネーズを作ってくれたママさんが、残った卵白で作ってくれたものです。売り物みたいな完成度!(あっという間に完食されて写真が取れませんでした^^;いつもありがとう!)


そして後片付け、ママ10人で風のように終わり・・・(皆さん、肌寒い中ありがとうございました!)食後の運動に出かける子どもたち。元気いっぱい!

ここはカヤニファームに隣接した香織さんのご主人が主宰する「ゆうち自然学校」のメインフィールドで、魚のいる小川やのっぱらがあり、木には手作りブランコ・ハンモック・ロープなどが設置されています。子どもたちはやっぱり外が好き、目を輝かせて遊んでいます。

今回の企画は前回の牛舎体験に続き、食べ物がどこからやってくるのか、を子どもたちに体験してもらおうというもので、実際にニワトリさんがいる場所で、餌をあげ、卵を拾い、調理して食べるまでの一連の流れをカヤニファームの場をお借りして体験しました。ニワトリさんが1日1個産む命の源、産みたての卵の感触や重さを子どもたちが覚えていてくれたらな、と思います(*^^*) 
ご協力いただいたカヤニファームさん、場所を提供していただいたゆうち自然学校さん、ありがとうございました!

さて次回は6月30日(木)、サロベツ湿原センターの木道散策です。昨年同様フィールドビンゴを片手に、花真っ盛りの湿原を親子で散策しましょう!ぜひご参加くださーい(^^)/

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