刺し子の模様
伝統的な模様にこだわって制作しています
伝統的な模様には名前や意味があります
遠い昔から現代に伝えられた模様に込められた思いを紹介します
第二回は 『分銅(ふんどう)つなぎ』
分銅つなぎとは天秤秤の片側のお皿に乗せて使う
銅製のおもりを連ねた模様
昔の分銅は↑のような形で左右が弧状にくびれたバランスが美しいことから
模様や家紋に好まれて使われてきました
分銅というのは宝尽くしの模様にも含まれる縁起物の模様で
吉祥模様としても好まれています
分銅は昔貨幣を計算するのに用いられたもので
商売繁盛、学業向上の文様ともいわれています
緩やかなカーブが連続する初心者にも
刺しやすい模様です
刺し子の販売はこちらから
刺し子の模様
伝統的な模様にこだわって制作しています
伝統的な模様には名前や意味があります
遠い昔から現代に伝えられた模様に込められた思いを紹介します
記念すべき第一回は 『麻の葉』
現代でもよく見かける代表的な伝統模様ではないでしょうか
植物の「麻」はすくすくまっすぐに伸び、丈夫で成長が早いことから、
まっすぐ大きく成長するように、素直な心の持ち主になるようにと願う親の気持ちを込め、
江戸時代から麻の葉模様のついたものを産着として着せたり、
半四郎絞りとして歌舞伎・文楽の衣装に使われました。
また、麻の葉模様は魔よけの模様とも考えられています。
直線を組み合わせた模様の麻の葉
一心不乱に集中して縫える模様でもあります
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