体調思わしくないものの、
かと言って、職もなく何もしないままでは、
などと思いつつ、買い込んできた中の一冊。
興味深々、その日の内、一気に読み終えました・・・。
さて、読み始めて、すぐに思い出したのは、
20代後半、市役所近くの工房で彫金見習いをしてた頃、
前後の話の流れは忘れたが、その時、主が行ったこと
「京都駅いうけど、あんなとこ、京都ちがうでぇ」
「京都いうたらな、五条より上で・・、云々」
あと、少なくとも、遡って3代以上、
いわゆる”洛中”、に住んでいないと、京都人ではないらしい。
この人に限らず、過去~現在、あんなこと、こんなこと、
書けないこと多々ありましたが、
正に、この本に書いてある通り。
”京都人”ってのは、
裏表激しく、高飛車、偏見の塊、
”いけず”との言い回し、そのまんま。
私自身、散々な目に遭いました。
ちなみに、私、生まれたのは、京都府下、
今住んでいるところも、京都市ではあるけれど、
これまた”京都”ではないので、
もちろん、京都人ではありません。
とは言え、九州出身の妻から見たら、私の性格、
いかにも京都的だと思っている節ありますが・・・。
(その京都人・気質ってのは、その”京都”に近い程、
その傾向があるらしく。)
ともあれ、この本、中盤以降は、歴史的観点から、
京都を解析する等、興味深い内容です。
どなた様も、機会あれば、是非に!