数年前、手持ちのギター、アンプ、エフェクター、全部売っぱらって買ったゼマイティス。
イギリスの爺さんが、一人で造ってたブランドを、近年、日本の商社が引き継いで生産したモデルのひとつ。
実は、以前、ウッドフロントでツーハムのゼマイティスを使っていたのだが、
ハムバッカーはどうもうまく使えないので、その時、それも一緒に手放し、こっちに絞った。
確かに造りはいい。造りに比例して、生音もよく鳴っている。
日本のゼマイティスには、工房系とグレコ系(グレコゼマイティス)の二種類のがあるが、
こちらの工房系は、材質、造りとも、数段良くて、違いは手に取ればすぐに解る。
肝心のサウンドは、
表面に敷き詰められたマザーオブパールの通り、
そのものズバリ貝を貼った音がする。
メタルフロントの金属的な硬さではなく、
ややカリッと、軟らかな優しい張りのある音が響く。
シングル3発のピックアップがまた、これによく合ってて、
見た目は派手だが、結構素直な音がして気に入っている。
もともと、フェンダー系や、
ギブソンでは、P90系を使っていたので、
私と相性がいいのかもしれない。
ちょっと高いが、
(私には、かなり高かったが、)
コレクトするつもりはなく、実用の為に買った。
一時は、常用してて、ライブでも使っていたが、
“※額縁”が当人を越え、観客の視線と話題が全部“こっち”に行ってしまった。
ギターが目立ち過ぎて、手に負えなかったという感じで、
その後は、しばらくの休憩となっている。
しかし、こうして紹介しておけば、
皆も見慣れるだろうから、
また、機会を見て使いたい。
ちなみに、これは、カタログ撮影用に使われてたもの。
(貝の形と配列でわかる。)
(※“額縁”については、別項「ギターto衣装」をご参照下さい。)
オーナーになるだけでROCKやと思うぞ。新バンドではガンガン使ってや♪
へぇ~φ(..)