どんな本を読んだか、書いてみようと思ってから記念の一冊目は何がいいかなと考えてましたが、ついに見つかりました。
この本を初めて手にしたのは私が、たしか、小学校に入って初めてのクリスマスが近い冬の夜でした。
父が一冊の本をお土産に買ってきてくれました。きっとクリスマスのプレゼントのつもりだったのでしょう。
それが、記念の一冊目となります。
『世界童話宝玉選』(佐藤春夫・監修)
出版社は 小学館で、初版本は昭和37年
厚さは7センチ近くあります
その名のとおり世界中の童話が100話書かれています。
その夜から片時も離さず、寝るときには枕もとに、学校にも持って行って休憩時間に読んだ記憶があります。
アンデルセンやイソップはもちろん、ギリシャ神話やアラビアンナイト等もあります。
珍しいところでは、インド、ボルネオ、エスキモーやノルウエー、ユーゴスラビアやフィンランドのお話もあります。
昔から語り継がれていてよく知っているお話もあれば、後世に有名になった本の原話であろうと思われるお話もあって、本を読むという楽しさを一番最初に教えてくれたのはこの本です。
現在は絶版となっているようですが、100話もお話があるので中身の紹介は追々書きたいと思います。
読書週間は始まっていて、11月9日(金)までですが、面白い本はずっと続きます。
タイトルバナーは宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をイメージしました。