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sayumamaの独り言

宇治十帖スタンプラリー

2007年11月16日 | 本棚の風景

南さんとtomokoさんご夫婦の三人で宇治市主催の宇治十帖スタンプラリーに行ってきました。
「源氏物語」の宇治十帖のゆかりの地を歩いて巡るというものです。

源氏物語の原本は読んだ記憶がありませんが、大和 和紀 作 「あさきゆめみし」は読みました。
またまた、コミックですが、後年、画集、写真集、宝塚での上映、カレンダー、そして英語版など色々な形態で現在も出版され続けているようです。
第1巻~第10巻までは源氏の物語で、第11巻~第13巻は「宇治十帖」となっていますが、私が読んだのは第10巻までです。
単行本の初版は講談社のmimiコミックより、1980年の11月。
現在は講談社の青い鳥文庫に引き継がれて、一部学校の授業等にも取り入れられているようです。

「源氏物語 宇治十帖」としては田辺 聖子 作「霧ふかき宇治の恋」です。
こちらは田辺 聖子氏の軽快な文章で、本編同様、帖ごとにお話が進んでいきます。

42帖 匂宮 光のあと花匂う若宮の巻
43帖 紅梅 移り香ゆかし紅梅の使者の巻
44帖 竹河 竹河に流れしわかき恋の巻
45帖 橋姫 われを待つらん美しき橋姫の巻
46帖 椎本 寄る蔭むなしき椎が本の巻
47帖 総角 総角にむすびこめし長き契りの巻
48帖 早蕨 亡き人恋しき春の早蕨の巻
49帖 宿木 古き恋の夢はなお宿木の巻
50帖 東屋 むぐら繁き雨の東屋の巻
51帖 浮舟 いさよう波に行方知られぬ浮舟の巻
52帖 蜻蛉 はかなく消えし恋の蜻蛉の巻
53帖 手習 物思う人の手習の巻
54帖 夢浮橋 ふみまよう夢の浮橋の巻

---自分はどこから来たのだろう…で始まり
:::おぼつかな 誰に問はましいかにして はじめも果ても知らぬわが身ぞ:::

:::法の師と たづぬる道をしるべにて おもはぬ山に踏みまどふかな:::

1000年近くも続く「理想を追い求める恋人たち」(田辺 聖子氏による後書より)の迷路の始まりで終わっています。

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宇治には他にも小学校時代の思い出がありますがそちらはまたの機会にします。

スタンプラリーの写真を一部フォトアルバムにUPしました。