朝明けに

聖書のことばから、うれしい一日一日の糧を!

私たちに責任を問うことはしないで、和解しようと

2021-09-29 20:39:40 | 聖書から
主よ、あなたが
罪をすべて心に留められるなら、
主よ、誰が耐ええましょう。詩130:3

神はキリストによって
世をご自分と和解させ、
人々の罪の責任を問うことなく、
和解の言葉を
私たちにゆだねられたのです。Ⅱコリント5:19

 創世記16:6b~14
 ヘブル書10:1~18(通読箇所)
   (ローズンゲン『日々の聖句』9/30;木)



     ―――― ☆ ――—―

 
 天の神、【主】が、
私たちの罪、不義に目を向けられるなら、
誰も、この神の御前に立つことはできないのですね。


それでも神は、そのような私たちをなお、惜しんでくださって、
滅びるかことがないよう、
そして、私たちと和解して、親密な関係に戻ろうと、
【御子である神】を人間イエスとして人の世にお遣わしになり、
この方を私たちの身代わりにし、
私たちの罪、「的外れ」、不義の責任をこの方に問い、
この方を神に呪われた者として、
十字架刑での処刑で天と地との間にかかげ、
私たちを処刑済みとしてくださっているのだそうです。

そして、私たちの罪の責任を私たちに問うことをしないで、
和解のことばを私たちに届けてくださっているのだそうです。




 女奴隷のエジプト人ハガル。
自分が、主人、アブラハムの子をみごもったことで、
子を産めない女主人サラを軽んじ、見下したため、
サラの怒りを買い、苦しめられたので、
主人のもとを逃げ出しました。



神は、そのようなハガルにも目を向けておられ、
声をかけられました。

創世記16章7~15節に記されているように。


【主】の使いは、荒野にある泉のほとり、
シェルへの道にある泉のほとりで、彼女を見つけた。
そして言った。
「サライの女奴隷ハガル、
あなたはどこから来て、どこへ行くのか。」
すると彼女は言った。
「私の女主人サライ(後のサラ)のもとから逃げているのです。」


【主】の使いは彼女に言った。
「あなたの女主人のもとに帰りなさい。
そして、彼女のもとで身を低くしなさい。」

また、【主】の使いは彼女に言った。
「わたしはあなたの子孫を増し加える。
それは、数えきれないほど多くなる。」

さらに、主の使いは彼女に言った。
「見よ。あなたは身ごもって男の子を産もうとしている。
その子をイシュマエル(主は聞き入れるの意)と名づけなさい。
【主】が、あなたの苦しみを聞き入れられたから。
彼は、野生のろばのような人となり、
その手は、すべての人に逆らい、
すべての人の手も、彼に逆らう。
彼は、すべての兄弟に敵対して住む。」



そこで、彼女は自分に語りかけた【主】の名を
「あなたはエル・ロイ」と呼んだ。
彼女は、「私を見てくださる方のうしろ姿を見て、
なお私がここにいるとは」と言ったのである。


それゆえ、その井戸はベエル・ラハイ・ロイと呼ばれた。
それは、カデシュとベレデの間にある。

ハガルはアブラム(後のアブラハム)に男の子を産んだ。
アブラムは、ハガルが産んだその子をイシュマエルと名づけた。





 イエスは、【父である神】のみこころにしたがって、
ご自分のからだを、ただ一度だけ献げられました。
それによって私たちは神のものとされています。
イエスは、私たちの罪(的外れ)のために
いつまでも有効な一つのいけにえとして
ご自分のからだ(いのち)を献げられた後、
永遠に【父である神】の右の座に着き、
あとは、敵がご自分の足台とされるのを待っておられます。


神のものとされる人々を、
一つのささげ物によって永遠に完成されて。

神は、「わたしは、わたしの律法(御思い)を彼らの心に置き、
彼らの思いにこれを書き記す」と言われた後で、
「わたしは、もはや彼らの罪と不法を思い起こさない」と
言われていますから。(ヘブル10:10~17)


私たちの罪(的外れ)を、ご自分の側で処罰済みにして、
私たちがご自身と和解できるようにし、
私たちがご自身と思いを一つにできるようにし、
親しく語り合う関係になりたいと。


ハガルに声をかけられたように。

今日も。





~~~~~~~~

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御使いを、御子イエスを、そして、聖である霊と呼ばれる方を遣わしてくださって

2021-09-29 00:02:05 | 聖書から
主は私を遣わされた。
主が恵みをお与えになる年、
私たちの神が報復される日を
告知するために。イザヤ書61:1、2



天使はマリアに言った。
「マリア、恐れることはない。
あなたは
神から恵みをいただいたのだ。」ルカ1:30



 黙示録12:7~12
 創世記21:8~21
 ヘブル書9:16~28(通読箇所)
   (ローズンゲン『日々の聖句』9/29;水)



     ―――― ☆ ――—―


 【父である神】は、【御子である神】を人間イエスとして
人の世に遣わされたのだそうです。



【神】の恵みの年、
ご自身が報復される日を告げ知らせるために。





また、天使長の一人カブリエルを
ナザレの貧しい一処女マリアに遣わされて
告げられたのですね。
「見なさい。あなたは身ごもって男の子を産みます。
その名をイエスとつけなさい。
その子は大いなる者となり、
いと高き方の子と呼ばれます。
また神である主は、彼に
その父ダビデの王位をお与えになります。
彼はとこしえにヤコブ(イスラエル)の家を治め、
その支配は終わることがありません」と。





 黙示録12章7~12節には、次のように書かれています。
「さて、天に戦いが起こって、
ミカエルとその御使いたちは竜(サタン)と戦った。
竜とその使い(悪霊)たちも戦ったが、勝つことができず、
天にはもはや彼らのいる場所がなくなった。

こうして、その大きな竜、すなわち、古い蛇へび、
悪魔とかサタンと呼ばれている者、全世界を惑わす者が
地に投げ落とされた。



私は、大きな声が天でこう言うのを聞いた。
『今や、私たちの神の救いと力と王国と、
神のキリストの権威が現れた。


私たちの兄弟たちの告発者、
昼も夜も私たちの神の御前で訴える者が、
投げ落とされたからである。

兄弟たちは、子羊(イエスのこと)の血と、
自分たちの証しのことばのゆえに竜に打ち勝った。
彼らは死に至るまでも自分のいのちを惜しまなかった。
それゆえ、天とそこに住む者たちよ、喜べ。

しかし、地と海はわざわいだ。
悪魔が自分の時の短いのを知って激しく怒り、
おまえたちのところへ下ったからだ。』」




 創世記21章8~21節には、アブラハムの側女そばめハガルとその子イシュマエルに御使いが現れたことが記されています。


アブラハムが100歳のとき、
子どもが生まれなかった妻サラとの間に
男の子、イサクが生まれました。



アブラハムはイサクが乳離れした日に、盛大な宴会を催した。
サラは、エジプトの女ハガルがアブラハムに産んだ子が、
イサクをからかっているのを見た。
それで、アブラハムに言った。
「この女奴隷とその子を追い出してください。
この女奴隷の子は、
私の子イサクとともに跡取りなるべきではないのですから。」

このことで、アブラハムは非常に苦しんだ。
それが自分の子に関わることだったからである。
神はアブラハムに仰せられた。
「その少年とあなたの女奴隷のことで苦しんではならない。
サラがあなたに言うことはみな、言うとおりに聞き入れなさい。

というのは、
イサクによって、あなたの子孫が起こされるからだ。
しかし、あの女奴隷の子も、わたしは一つの国民とする。
彼も、あなたの子孫なのだから。」

翌朝早く、アブラハムは、
パンと、水の革袋と取ってハガルに与え、
彼女の肩に担がせ、その子とともに彼女を送り出した。
それで彼女は行って、ベエルシェバの荒野をさまよった。
革袋の水が尽きると、
彼女はその子を一本の灌かん木ぼくの下に放り出し、
自分は、弓で届くくらい離れた向こうへ行って座った。
「あの子が死ぬのを見たくない」と思ったからである。

彼女は向こうへ座り、声をあげて泣いた。
神は少年の声を聞かれ、
神の使いは天からハガルを呼んで言った。
「ハガルよ、どうしたのか。恐れてはいけない。
神が、あそこにいる少年の声を聞かれたからだ。
立って、あの少年を起こし、あなたの腕でしっかり抱きなさい。
わたしは、あの子を大いなる国民とする。」


神がハガルの目を開かれたので、彼女は井戸を見つけた。
それで、行って革袋に水を満たし、少年飲ませた。
神が少年とともにおられたので、彼は成長し、
荒野に住んで、弓を射る者となった。
彼はパランの荒野に住んだ。
彼の母は、エジプトの地から彼のために妻を迎えた。




 このイシュマエルからアラブ人が出たのですね。
だから、イスラエル人とアラブ人の確執はこの時から始まり、
現在まで約4000年続いていると言えるのでしょうね。




 そして今から2000年ほど前、
【父である神】は、【御子である神】を
人間イエスとして人の世に遣わされました。
イエスは、私たちの罪、「的外れ」を取り除くために
ご自分をいけにえとして献げてくださいました。



人間には、一度死ぬことと
死後にさばきを受けることが定まっているように、
イエスは、多くの人の罪、「的外れ」の責任を
ご自分に負うために、一度、ご自分を献げ、
二度目には、罪を負うためではなく、
ご自分を待ち望んでいる人々の救いのために
現れてくださるのだそうです。(ヘブル9:26~28)




 このように、神は、私たちに、
御使いを遣わして、これからしようと思われることを
告げられることもあるのでしょうが、
今は、イエスによって、
そして、イエスが私たちに遣わしてくださる
【聖である霊】と呼ばれる方、【聖霊なる神】によって
御思いを告げてくださるのですね。
私たちの心に御思いを置き、書き記して。

今日も。





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