【蟹バリズムの映画イズム】

蟹バリズムと申します。見やすい!わかりやすい!をテーマに映画ライターを目指して活動しています。

『12日の殺人』(2024年) 【映画紹介】

2024年03月15日 21時50分50秒 | 映画

みなさんこんにちは蟹バリズムです。

今回紹介するのは12日の殺人です。

ジャンルはミステリー/クライムとなっております。


【上映時間】

114分


【制作国】

フランス・ベルギー

【監督・脚本・キャスト】


【あらすじ】

10 月 12 日の夜、ある女子大生が何者かに殺されたー だが刑事はまだ知らなかった、 この“未解決事件”が自分自身を蝕んでいくことを。 フランス南東の地方都市グルノーブルで、10 月 12 日の夜、帰宅途中の 21 歳の女性が何者かに火をつけられ、翌朝焼死体という無惨な姿で発見される。そして、地元警察でヨアンを班⻑とする捜査班が結成され、地道な聞き込みから次々と容疑者が捜査線上に浮かぶも、事件はいつしか迷宮入りとなってしまう...浮かび上がる容疑者、そして掴めない証拠。 あなたも気がつくだろう、いつの間にかこの事件に蝕まれていることをー。


【ネタバレなし感想】

どこまで脚色されているかは分からないが、事実をもとにしたフィクション
ミステリーではあるが、冒頭「未解決事件の一つ」と紹介されるので、鑑賞中に何度も「でもこれって解決しないんだよなぁ」って思ってしまう。
故に、誰が犯人か分からないというハラハラ感は一切ない。

テーマは男と女ですね。
超社会派映画でした。
1人の女性が殺される。
事件解決のため、彼女の生活、人間関係、恋愛遍歴などを、中年の男性刑事たちが追う。
要は男性が一生懸命、女性の考えや言動を探っていくサスペンス
でも捜査は難航するんですよ。
なぜなら男性と女性には根本的な“溝”があるからなんですね

面白かったですよ。はい。

『ビニールハウス』(2024年) 【映画紹介】

2024年03月15日 21時29分37秒 | 映画

みなさんこんにちは蟹バリズムです。

今回紹介するのはビニールハウスです。

ジャンルはサスペンスとなっております。

韓国映画ですね。

「半地下はまだマシ」というキャッチフレーズが魅力的です。

ぜひチェックしてくださいね!


【上映時間】

100分


【制作国】

韓国

【監督・脚本・キャスト】


【あらすじ】

ビニールハウスに暮らすムンジョンの夢は、少年院にいる息子と再び一緒に暮らすこと。 引っ越し資金を稼ぐために盲目の老人テガンと、その妻で重い認知症を患うファオクの訪問介護士として働いている。 そんなある日、風呂場で突然暴れ出したファオクが、ムンジョンとの揉み合いの最中に床に後頭部を打ちつけ、そのまま息絶えてしまう。 ムンジョンは息子との未来を守るため、認知症の自分の母親を連れて来て、ファオクの身代わりに据える。 絶望の中で咄嗟に下したこの決断は、さらなる取り返しのつかない悲劇を招き寄せるのだった――。


【ネタバレなし感想】

「半地下はまだマシ」
良いキャッチフレーズですわ。
韓国サスペンス。

“幸せ”を求めてひたすら訪問介護として働く。
どこからボタンをかけ間違えたのか。
全てが良くない方向に噛み合い、あっという間に人生のドン底へ。

前半は登場人物の紹介。
後半はその登場人物を上手く絡めて、見事なサスペンスへ。

なかなか重たいですね。
救いようのない状況。
ラストも好きよ。


『デューン 砂の惑星PART2』(2024年) 【映画紹介】

2024年03月15日 21時05分40秒 | 映画

みなさんこんにちは蟹バリズムです。

今回紹介するのはデューン 砂の惑星PART2です。

ジャンルはアクション/アドベンチャーとなっております。

前作がかなり話題になりましたね。

前作は物語りの序章にすぎず、皆さんの評価はまずまずでした。

しかし本作では、前回までに積み上げたものを上手く昇華させ、日本公開前からアメリカで高評価の嵐でした。

ぜひチェックしてくださいね!


【上映時間】

166分


【制作国】

アメリカ・カナダ

【監督・脚本・キャスト】


【あらすじ】

惑星デューンをめぐる宇宙戦争が勃発!ハルコンネン家の陰謀により、アトレイデス家は全滅。しかし、最愛の父とすべてを失うも、王子ポールは生きていた。ついに復讐の時――。運命の女性・砂漠の民チャニとポールの、全宇宙を巻き込む最終決戦が始まる。


【ネタバレなし感想】

もちろんIMAXレーザーGTテクノロジーで鑑賞。
前作で積み上げたものを、見事に昇華。
今回で完結はしないものの、中途半端なクリフハンガーしなかったのは好印象。後味良し。

制作陣が重低音でふざけてるんじゃないかって思うほど、とんでもねぇ重低音。
4DXみたいにイスが揺れる。
凄かった。

迫力、音、VFX、衣装で右に出る者はいない。
“映画”のひとつの到達点であろう。
IMAXの良さを120%引き出してたし、間違いなく映画史に残る傑作である。
これをIMAXレーザーGTで見れたことを誇りに思う。