エキゾチックなイントロから始まるこの曲。
Eギターの音が入るが、歌謡ロック調でもなく、とても洋楽っぽい出来栄えの作品である。
間奏の部分もとてもカッコヨクしあがっている。
女性コーラスがややバタ臭い感じがするが、まぁ由でしょう。
歌詞の世界観や、季節感がイマイチよくわからないのが難点だが、秋の風景色に、というかハロウィンぽい。
SEXY路線かつ、自己の認識ってところでしょうか>タイトルから察すると。この単語って大学受験の時の単語帳に載ってたのを思い出します。
今回改めて調べてみると、
[identify with A]
〈A(人など)と〉意気投合する, 見解を同じくする;〈Aの〉身になる;《心》同一視する, 一体感をもつ
おそらくこの句のニュアンスなのではないでしょうか?ね。>タイトル=歌詞世界観
このアルバム:iはけっこう高い評価があるのだが、特にこの曲はアレンジが完璧。
全体的にファンク色が強いのが趣があるというか、ロックとはまた違った石川秀美に似合う曲調である。
ドラムのリズムパターンと、音がとても良い。ベース音の動きもイイ!
このアルバム以後の中間地点に位置する曲順は冒険的であるのだけれど、この曲の良さから、そういった新生な試みだったのではないか?と思うとこでもある。
そして、また、石川秀美の歌声が冴えている事も忘れてはいけない。
伸びやかであり、シャウトであり、艶やかな音、独特の濁音系や、吐息系もありで、様々なボーカルの技を駆使し曲調に合わせて、メリハリがついている点が素晴らしい。
個人的にこういうウマサって、石川秀美ならではであり、そこは洋楽アーティストと同じくらい退屈しない、一つ一つの音階が生きてるようにそれぞれが活きているのである。
石川秀美8thシングル:スターダスト・トレインの作曲者である井上大輔(故人)氏が作ったというのも、うなずける一曲である。
極太なFunk Sound Songでしたからね。
しかしだな、これもパクリと呼ばれる部分がある曲である点もアゲられるのである。
Cyndi Lauper・SHE BOP
Release Year 1984
Highest Chart Position - #3
間奏メロデイのキーボードの音階部分がまったく同じである。というか、アレンジも似ているのだが・・・
ちなみにMTV映像での場合はEXTEND MIXになってますね。この曲も大ヒットでした。
1984年時、マドンナと双璧を成した大ヒットアーティスト:シンディローパーですね。
80年代のガールズPOPブームを打ち立てた人ですね。小学生でしたがなんか、この人から出てくるオーラやパワーはマドンナ以上にアッパー感があって好感でした。
ちょっと前のアヴリルラヴィーンにも通じるとこがありますね。
シンディは約10年前僕が上京したての頃、原宿で買い物していた時に、偶然目の前に流れてきた人でもありますw
カワイカッタですよ。
さて・・・
色々ありますが(ナニガ?)この部分だけにおいてのパクリなので、他有名シングル(ミステリーウーマン、もっと接近しましょ、Hey!ミスターポリスマン、素敵な勇気)ほど疑惑は大きくありません。
むしろ、今風に言うと”Sampling” ”Featuring”などと、呼ばれるに値するほどの出来栄えだからです。
それだけ、洋楽的サウンドになっているのも納得の佳曲という事が明確ですね。
アルバム:iの曲中でも、異色な作品ではあるのだが、違和感がなく聴く事ができる。
あっという間にサビにいく展開など、基本的にメロディアスな部分が強く、Funk曲としても楽しめるのが良い。
個人的な妄想であり意見なのだが、
よりアレンジを強くして、ホーンセクション大や、リズムのUp&Down、Houseのリズム刻みなんかを入れると、もっと面白くなるんじゃないかなぁ?!などと・・・
まだまだ楽しめる要素はたくさんあるように思ってやまない。
石川秀美の曲の中で名曲の一つといえることは間違いないであろう。
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