わたしの趣みん芸

趣みん芸友の会の齋藤です。
道の駅などで売られている、個性的な民芸を「趣みん芸」と名付け、収集し愛でております。

001.こけしの未来へ前進する「二股こけし童子」

2020-05-03 18:27:52 | こけし系趣みん芸


世にも珍しい二股こけし。

腹掛けの勇ましい大和絵がよく似合うワンパクな出で立ち。
今にでも自らの足で歩き出しそうな臨場感がある。むしろ、すでに一歩前進しているかもしれない。

しかし、よく観察してみると眉毛が白髪だ。
全てを悟ったような口元もしており、なんだか子供の雰囲気ではないような気がしてきた。
もしかすると数百年間生き続けるこけしの神様なのかもしれない。

純真で脅迫的な透き通るブルーアイ(ガラス玉)に見つめられると、たまらず「すみません」と懺悔してしまう。



【趣みん芸的価値】
個人の趣味で制作されていることから、伝統こけしでは絶対にやらない方法を取り入れている。こけしの概念を広げ、こけしの未来を開く重要な作品。

【入手年月日】
2017年10月

【入手先】
福島県いわき市

【制作者】
創作こけし作家の大関さん

【価格】
「工房では金銭のやりとりはしない」という大関さんのポリシーから譲り受ける

【素材】
木、ビー玉、絵具

【大きさ】
高さ:約60cm


求む!趣みん芸情報

うちの母が作っているのは趣みん芸ですか〜?とか、地元の道の駅にこんなもの売ってましたよ〜!とかありましたらジャンジャンご連絡ください。
自分一人で日本全国の趣みん芸を探し歩くのは時間がかかりそうなので、ちょっとしたことでも情報いただけますと大変助かります!!





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