(有)セイコー石材ブログ

墓石、置物、アクセサリーストーン

今日の石さん~3月1日~

2020-03-01 17:41:24 | 日記
今日から3月…もう雪も降りませんかね…昨日、わんこと散歩していたらふきのとうを見つけました(@_@)
春だな~早く桜が見たいですヾ(*´∀`*)ノ


今日の誕生石は『フローライト原石』(*^▽^*)きたきた~世の鉱物の中でいちばん大好きな石さんです(≧∇≦)
こちらも店頭にはありませんのでまた私物を載せちゃいます(;・∀・)
今はもう閉山になっているロジャリー鉱山産のフローライトさん、太陽光で青く光ります♪
実物はもっとあおあおとしてるのですが…スマホカメラの限界(~_~;)
機種変更を考えないといけないようなレベルですのであまり高度なことを求めてもしかたがない状態です(;^ω^)

フローライトの名前は、ラテン語の『溶けて流れる』らしいです。和名の蛍石は、蛍のように光る、からきているようですが…
古来ヨーロッパでは、古くから金属を精錬する時にフローライトを使っていたそうで(>_<)
金属をフローライトと一緒にに溶鉱炉に投入すると、鉱石の中から金属を溶かし出す働きをするんですって。
融剤ってやつですね(^_^)
この名前の通り、滞っていた気の流れを整えて、出口のない霧の中でさまよっているような時には道を切り開けるんだそうです☆

このフローライトさんが大好きすぎて、権力横行してまで集めまくっていた人が…
暴君として名高い皇帝ネロ!
古代ローマでは『フローライトでできた杯を使うとお酒に酔わない』と言われてて、すごく人気があったみたいです( *´艸`)
杯だけじゃなく、花瓶とかツボとか、器物が大流行で執政官達がこぞってコレクションしまくってたとか(^-^;
き、きもちはワカル…わたしもどんどん増えるので(;^ω^)
義弟、母親、妻、家庭教師…と次々処刑していってローマ教皇まで殉教させてしまった暴君のネロさん
執政官たちから根こそぎフローライトを取り上げて集めた結果、スタジアムを埋め尽くした!なんて伝説があるそうです(;・∀・)
そーんなに集めてどうなったんですかね、そのあと…フローライトで埋め尽くされた光景、わたしも見てみたいです(*´ω`*)
やりたほうだいだったんじゃないかなと思われるネロさんですがうまくいかないこともあったようで
趣味の歌を披露したくてライブを開催するけれど、天候が悪くて観客に逃げられたり
逃げられないように見張りをつけて公演しても、退屈すぎて逃亡者続出で(;・∀・)
壁をのぼったり、死んだふりで棺桶に入って脱出されたり、親友には居眠りされたり…逃げたくなるくらい暇な歌って(;・∀・)?
なぜ逃げられちゃうのか、は考えないんですね~(^-^;
処刑されちゃうと思うとだれも助言できなかったんでしょうね…裸の王様みたいでちょっとかわいそうですね