中学校でのシェアリングネイチャー

毎年の恒例イベント(依頼)のシェアリングネイチャーです。
朝から小雨だったので、雨プログラムの体育館かと思っていましたが、なんと合羽を着て外でやると！
学校の意気込みに朝から感動しました！
そこで、急遽プログラム編成の協議！
いろいろな想いと考え方が交錯する場面もありましたが、なんとか収束し合意形成しました。
（なぜか、自分はどうなろうが何とかなるだろうと思っていました、今となってはなぜだろう？と今考えています。アクティビティは関係なく学び合いたいこと（対話したいこと？）は変わらないと思っていたのか？）

行ったアクティビティー（備忘録）
＜全体＞
1.五感体操
2.ノーズ
3.動物ヒントリレー
＜各班＞
4.フィールドビンゴ(木)
5.クイズ
6.ミラーウォーク
7.木の鼓動
8.わかちあい

今回は、一緒にペアを組んだリーダーさんの「たけさんワールド全開でおねがいします！」の一言をはじめにいただいたおかげでとても心が軽くなり、おかげさまで本当にまったりとさせてもらいました。

まずは体験、振り返り・分かち合い重視を基本に進めました。

最後の感動した場面の備忘録として
「はじめに集って並んでいたときと、今いろいろ自然と触れ合って（私のいろんなウンチクを聴かされて）何か自分の中で変わったことある？」

なかなか、みんな遠慮して口にしませんでしたが、終始元気な男子の一人に半分無理やり問いかけると
「なんか分からんけど変わった」と
さらに「言葉では言いあわせないけど、変わった」と
みんなも、それって答えになっていないんじゃないの？みたいな雰囲気でしたが

僕にとってはその感覚を実は一番期待してました。
（偶然か必然か、その子に感謝）

「その感覚忘れないように！とってもいい感覚を今感じているよ！忘れないようにね。そして、うれしいよ。」
（みんな、なにを言っているのみたいな興味のまなざし）

「「言葉では言い表せない」って言葉があるように、言葉は、伝えるためのツールで本当に感じたことは今ある言葉で表現できないことがあってもおかしくないと思います。
さらには、言葉にした瞬間その言葉に各自の感覚(各自の言葉の定義）が引っ張られて分かったような気分で終わってしまうときがあります。
だから、言葉や聞いた話だけでなく、今日のようにみんなで一緒に体験し分かち合って感じあうことはとっても基本的で大切なこと、、、、、、、、言葉を通じてでなく、直接現物を通じて感覚を分かち合う、、、、、、。」
（どこまで伝わったか不明ですが、、、）

「みんなも、もう一回初めと今で感じ方が変わったことを感じてみて？」
「寒いなぁと思っていたが、今は暖かいとか、木に興味なかったけど、木もいろいろ面白かったとか、、、、なんでもいいから、、、、そして心にどんな変化があったのか？」
「言葉で表現しようとしなくていいよ？感じたことを感じてみて？」と少し時間とり
そして、全体の集合場所へ移動しながら、しばらくはみんないろいろ考えている（内省状態？）のか黙ったまま歩いていました。
その後、自然と互いに感じたことを話しながら、歩くという雰囲気になりました。
（とっても、楽しく面白い状態でした）

そんなウンチク対話で時間が過ぎ、気がつくと小雨もあがり日も差していました。

今日のよっぽどの出会いの縁に感謝ということで、生徒のみんなと握手をしてお別れの時間。
みんなの笑顔とエネルギー、本当にありがとうございました。

最後に感じたことは、
自然案内人といいながら、生き方・考え方・人生案内人みたいな自分がいることが分かりました。