晴走雨読

ガンだけどキャンカー旅で紀伊半島 その1

昨年末ようやく親の介護が終わり、さあこれから日本中旅をするぞ、と意気込んだとたん私の胃癌が発覚し意気消沈。

でも母の四十九日が無事終わり一息付けましたし、入院まで10日ほどあったので奥さんの慰労のために久しぶりにTOM200で出かける事にしました。

ちょうど数年に一度の強い寒波が来ているという事で、行先は暖かい紀伊半島か伊豆半島。伊豆は河津桜がまだまだなので紀伊半島方面に決定。

ちなみに帰路の結末を先にご報告しますと、雪の為に名神・新名神・名阪・伊勢湾岸道・伊勢道も津ICから北が全て通行止めになってしまいました。三重南部から静岡に帰る道はほとんど閉ざされてしまいました。

一般道の国道23号は通れるかもしれないが、恐らく大渋滞の可能性大だろう。まあキャンピングカーだからどこで止まっても困らない。食料も積んでるしトイレもあるからなんとかなるけど。

ただひとつ思いついた別ルートが伊勢湾フェリー。鳥羽と伊良湖をむすんでいて以前一度だけ使った事がありました。結果、この選択が大正解。超スムーズに帰宅できました。

 

6日の午前9時半過ぎに自宅を出発。東名から伊勢湾岸道、東名阪を通り伊勢道へ。安濃SAで昼食にしました。

 

選んだのは「みそ焼きうどん定食」¥980。

味噌味の焼うどん。初めて食べました。味は濃厚で甘め、白ごはんと相性ぴったりです。

 

隣にはベーカリーもあり、翌日の朝食をここで買うことに。

ここの名物は「伊勢うどんパン」。パンの中に伊勢うどんが入っているらしく、そもそも伊勢うどんを食べた事がないのですが・・・。

翌朝頂きましが、ビミョーな味でした。ちなみにラスクみたいなパンも買いましたが、こちらはおいしかった。

 

伊勢道を南下して、まだ時間があったので寄り道をする。伊勢神宮は行った事あるしまだ初盆も終わってないから遠慮しておきました。結局奥さんの希望で水族館に行く事に。

 

伊勢道を終点まで走りたどり着いたのが鳥羽水族館。

飼育種類日本一の老舗水族館。ラッコやジュゴンなどの珍しい動物も飼育されています。

 

アシカショーを観覧。子供からおっさんまで楽しめます。

セイウチのショーもあるらしいがこちらは見られず残念。

とにかく展示数が多くて、ゆっくり見ていたら1日かかりそうですが、時間もあるので2時間ほどで後ろ髪引かれつつ退館。

次は本日の宿泊場所へ。多気町にあるVISON(ヴィソン)という最近できた日本最大級の商業リゾート施設だそうです。

伊勢道からは「多気ヴィソンスマートIC」という専用ICで直結されています。

とにかく広い施設でどこになにがあるのか把握するのに一苦労。大雑把に分けるとホテルエリア・マルシェ(市場)エリア・ショッピングエリア・レストランエリア、そして日帰り温浴施設の本草湯になります。

 

今夜車中泊するのは本草湯の駐車場の隅っこにあるRVパークです。駐車台数60台で日本最大のRVパーク。一般の駐車場も使えばさらにたくさん泊まれます。

予約はネットのみ。当日入場直前でも可。でも入力情報が多くかなりメンドウ。チェックインもスマホで。でもほんとにチェックインできたのか分かりずらい。チェックアウトは不要。

料金はプライベートサイトが7,000円。広さ45㎡あり仕切りの壁もあります。電源あり。焚火可。ダンプステーション無料。

オープンサイトは4,000円。仕切り版なし。電源あり。焚火可。ダンプステーション無料。

フリーサイトは3,500円。ちょっと広めの単なる駐車場。地面は砂利敷。電源なし。ゴミ捨て有料。

我が家は電源もいらないのでフリーサイトを選びました。砂利敷の駐車場が1泊3,500円は高い!日本一の高級リゾートなので仕方ないのか。

この日の利用者はプライベートサイトに2台、オープンサイトに2台、フリーサイトは我が家の1台と合計5台。ガラガラでした。このクソ寒いシーズンオフなのでこんなものか。

 

この施設は入るだけで駐車料金を取られます。もちろん買い物や食事をすれば何時間か無料になります。RVパーク利用者も無料です。入り口にゲートとかはなくどうやって管理しているのか不明です。

 

こちらがホテルエリア。

この上のはるか奥の方にRVパークがあります。

 

これがマルシェエリア。長大で何店舗入っているのか。一通り探検しましたが夕方だったのでほとんどの店が閉店してました。

 

まずは夕食を摂るためにショップや飲食店の並ぶエリアへ。敷地が広大なので車で向かいました。場内は無人バスも走っているようです。

色々お店を覗くがどこもおしゃれで高級なので価格が高い!ディナーだと大体ひとり5,000円の予算が必要。うなぎやしゃぶしゃぶのお店はほぼ1万円。とても年金生活のビンボー人が来る所ではありません。

それでも「和ヴィソン」というエリアの一番奥に「無添加商店尾粂」というお店があり、その隅っこに小さな定食屋がありなかなかリーズナブルなお値段でした。

 

自分は「灰干しさば定食」1,200円。奥さんは「灰干し秋刀魚定食」1,150円。

炭火焼なので香ばしく大変おいしかったです。

 

食事が終わったらお風呂です。「本草湯」という日帰り施設があります。温泉ではなく薬草のお風呂です。三重大学とロート製薬が連携して開発した生薬を使っているそうです。温泉掘っても出てこなかったという事か?

料金は1,000円。RVパーク利用者は100円の割引クーポンあり。

 

こちらが入り口。

案内が分かりにくく随分迷ってしまいました。「本草湯」というロゴは建物内にあるこの小さな文字だけ。建物の外に看板らしきものは皆無。初めての人には非常に分かりにくい。

本草湯だけでなくこの施設全体に言える事ですが、とにかく案内が少なくて分かりにくい。ショップや飲食店のあるエリアも入り組んでいて地図を見ただけではなかなか目的地にたどり着けない。

とにかくオシャレやデザイン性、高級感優先で、初めてのジジィには全く不親切。悔しかったら何回も来て覚えてちょーだいね、ってコンセプトなのでしょうか。

 

本草湯の休憩所。超オシャレですが実用性は・・・

お風呂の中は至ってシンプル、内湯と露天とサウナ。お湯に薬草と思われる物が入った袋が2~3個浮いてます。そんなに香りは強くありません。何日使い回してるんだろう。お湯は毎日変えているのかな?

お客さんは私以外に2~3人しかいませんでした。シーズンオフの平日とはいえあまりにも少ない。ゴールデンタイムの7時過ぎなのに。ちょっと今後の経営の心配をしたくなります。大きなお世話か。きっと土日は多分たくさんお客さん来てるんだろう。

お風呂の中も不案内です。最初は露天への出口が分かりませんでした。なにも書いてないのだから。外に小屋がなにかなと思っていたら人が出てきてサウナでした。全く看板とか案内表示がないんです。とにかくデザイン性やオシャレ感最優先で分かりやすい表示板とか案内はカッコ悪いという価値観なのでしょう。あくまでもそういったコンセプトに拘るならそれはそれで有りだとは思いますが。

 

夜は氷点下の冷え込みでしたが暖かく寝られました。ちなみにRVパークには無料Wi-Fiがあり重宝しました。

2日目に続く。

 

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